冬のソウルを歩いていると、あちこちの屋台から香ばしい匂いが漂ってきます。 ついつい足が止まってしまう、あの「焼き栗」。 街中で栗を見かけるたびに、「あぁ、美味しい栗のお菓子が食べたい!」という気持ちがどんどん膨らんでいきました。
そこで、ソウルで美味しい栗のスイーツが食べられるお店を必死にリサーチ。 辿り着いたのが、ホンデの隣、ヨンナムドンにあるカフェ「Parole & Langue(パロール&ラング)」でした。
結果から言うと、これが大大大正解!
私の栗欲を完璧に満たしてくれた、とっておきのお店を紹介します。
冬の延南洞をのんびりお散歩
宿泊先の「ホリデイ イン エクスプレス ソウル ホンデ」からは、歩いて向かいました。 ホテルのすぐ裏手には、「京義線スプキル」という細長い公園が続いていて、散歩が楽しいのです。

冬の澄んだ空気の中、裸の木々が作る影を眺めながら歩く時間は、ソウル旅行の中でも特にお気に入りのひとときになりました。
のんびりと歩くこと約15分。
住宅街の中に溶け込むように佇む、赤いレンガの建物が見えてきました。

看板は控えめなゴールドのロゴだけ。 この落ち着いた佇まいが、すでに「美味しいお店」のオーラを放っています。
ショーケースに並ぶ、宝石のようなタルトたち
お店に入ると、迎えてくれるのは木の温かみを感じるショーケース。
その中に整然と並ぶ四角いタルトたちは、まるで宝石のようです。

バナナ、柿、とうもろこし、イチゴ、きな粉餅、そして栗……。
メニューは季節によっても変わるそうです。
今回お目当てにしていた栗のタルトが通年あるのか、それとも今の時期だけの季節限定なのか、実は僕も知りません。でも、そういう「一期一会」な出会いがあるのも、楽しみかも。滞在が長いなら、全部食べたい!

韓国語で「ボニバム(渋皮煮)」と名付けられているのが、この栗のタルト。
ツヤツヤに輝く大きな栗が3つのったその姿に、一瞬で心を掴まれてしまいました。
手前のカードには、パイの中がどんな層になっているか可愛らしいイラストで描かれていて、期待がさらに膨らみます。
お店は満席、というわけでホテルでティータイム
本当はおしゃれな店内でいただきたかったのですが、あいにくの満席。 さすがの人気店です。 というわけで、タルトをテイクアウトして一度ホテルに戻ることにしました。

ホテルの下にあるカフェで温かいコーヒーを買い、足早にお部屋へ。
これから自分だけの空間で、買ってきたばかりのコーヒーと一緒にいただきます。

お部屋に戻り、さっそく準備。 テイクアウト用の箱を開けると、お店で見たあのツヤツヤの栗が。 断面の説明カードも添えられていて、開ける瞬間のワクワク感がたまりません。

サクサクのパイの中から、栗の香りがふわっと広がります。 中にはクリームがぎっしり詰まっているんですが、栗の渋皮煮のほどよい甘さと合わさって、全然しつこくないんです。
屋台の焼き栗を見て「栗が食べたい!」と思って始まった今回のリサーチ。 パロール&ラングの栗タルトは、そんな私のワガママな食欲を完璧に満たしてくれる、まさに「大正解」の美味しさでした。
ここは、ほんと良かった。次回は違うタルトを食べてみたいと思います。

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