TG-7で撮る、タオ島の海中世界|2025年6月14日
それでは、OM SYSTEMのTG-7で撮影した水中写真をご紹介します。
今回は2025年6月14日、タオ島での1日のダイビング記録です。
この日もお世話になったのはおなじみのバンザイ号。朝から快晴、海も穏やかで絶好のダイビング日和でした。

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1本目:シャークアイランド
まず最初に向かったのはシャークアイランド。
ここの一角にあるソフトコーラルがとても美しく、少しずつ広がっている様子。

このまま成長していけば、リペ島のような華やかなサンゴの景観になれるかも?と今後が楽しみです。
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2〜3本目:サウス・ウエスト・ピナクル
次に向かったのは、今シーズン絶好調のサウス・ウエスト・ピナクル。
ここではキンセンフエダイの大群に囲まれての遊泳。まるで金色のカーテンの中を泳いでいるような感覚になります。

さらに、ハンターズのホシカイワリが登場!

群れに突っ込んでいく様子は、まさに海中のハンターそのもの。
このポイントでは2本のダイビングを堪能しました。


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最後は:タノート・ベイ
ラストはタノート・ベイへ。
ここでは、可愛いミナミハコフグの幼魚が登場。ワイドレンズを外して撮影しました。

テルメアジの群れ。いわゆる「アジ玉」。


夕方の斜め光に照らされた銀色の魚体がとても印象的でした。
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TG-7でのワイド撮影の感想
今回はTG-7で水中ワイド撮影に挑戦。
ハウジングにワイコン、ストロボも装着した本気仕様です。
結論からいうと、ストロボの光が届く範囲では非常に綺麗に撮影できます。
色も出て、透明感も◎。
ただ、暗い場所や深場ではやはりセンサーサイズの小ささから来るノイズが乗ってきます。とはいえ、水中はそもそも浮遊物や濁りもあるため、ノイズはそこまで気にならないというのが正直なところ。
Lightroomでのノイズ除去も有効ですが、浮遊物が目立ってしまう副作用もあるので、そこは悩みどころです。
また、解像感についてはやや控えめ。
「抜けのいい1枚」というより、「雰囲気を伝える1枚」向きのカメラかもしれません。
とはいえ、このサイズ・機動性・マクロとの両立を考えると、TG-7の可能性はまだまだ広がりそうです。もっと使い込んでみたいと思います。
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夜のサイリービーチ
撮影のあとは、サイリービーチでのんびり。

昔ながらのダイバーが集まるエリアというより、今はすっかりパーティー好きの旅行者が集まる賑やかなエリアに変わっています。
でも、僕にとってはいつもの風景。

この感じも、なんだかんだで落ち着きます。
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次回もTG-7での水中写真を!
次回も引き続き、TG-7で撮影した水中の世界をお届けします。
今後の更新もどうぞお楽しみに!
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