サメサンのウミウシのお話の続きです。
朝のサメサンの街。
サイドカー付きのバイクが車がわり。
朝のサメサンの街は、サイドカー付きのバイクが日常の足として活躍しています。
朝食はセブンの前の豚モツのスープ。
隠れた人気店です。
豚の血の塊をいっぱい入れてもらいました。
あっさりしていますが、豚のおいしさがギュッと詰まったスープ。美味しかったです。
出発
朝の光が好きです。
この日もサメサン島西岸沖で3本のダイビングです。
1本目は激流!でした。
流れから逃げて湾内の浅場でウミウシ探し。
出会えた生物たちの写真です。
ホンクロシタナシウミウシ Dendrodoris nigra
オレンジが鮮やかな子でした。
撮影がしやすい、10mmぐらい。
キイボキヌハダウミウシ Gymnodoris impudica
ブチウミウシ Jorunna funebris
いつもの子達が癒してくれましたが、このエリアで特徴的な子達は見つからず。
流れが強く、浮遊物も多いため、視界が悪く、思うようにウミウシを探すことができませんでした。
厳しい・・・。
2本目は酸素いっぱいのガスを吸ってがんばります。
カベイロ・ルブロレティクラータ Kabeiro rubroreticulata
同定に自信はないですが、カベイロの仲間ではあると思います。
いい感じです。
ユビウミウシ属の一種 Bornella sp.
やっと出た!これぞ冬のサメサン島です。
ニシキリュウグウウミウシ属の一種 Tambja sp.
これも冬のサメサン島のウミウシです。
収穫の多い2本目のダイビングでした。
この日のランチは、クイティオ・ルア。
美味しいので、おかわりしました。
3本目のダイビングです。
ユニデンティア・アリシャアエ Unidentia aliciae
ユニデンティアの仲間はとても細かく分類されたので、同定は全く自信なしです。
モウミウシの仲間 Costasiella usagi
テングモウミウシ?と思ったのですが、頭にオレンジの点がある。
楽しいダイビングでした。
冬のサメサン島西のウミウシダイビングの感想など
今回のダイビングで最も印象的だったのは、ワラシンというダイビングショップのサービスの高さです。船の設備は使いやすく、スタッフの方々のサポートも万全でした。特に、エグジット時のサポートは、プロフェッショナルな印象を受けました。
しかし、ウミウシの数は思ったよりも少なかったです。餌となる藻やヒドロ虫はたくさんあるのですが、なぜウミウシが少ないのかは謎です。もしかしたら、まだシーズンが早かったのかもしれません。
今回のダイビングを通して、タイ人のマクロダイバーの方々との交流を深めることができました。同じ趣味を持つ人たちと出会うことは、本当に楽しいものです。タイで水中撮影を趣味にしたいと考えている方には、このような企画のダイビングはおすすめです。
今日はここまでです。
ブログを読んでくれて、ありがとうございます。
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