週末弾丸ダイビングの始まり— タオ島1日目
週末弾丸ダイビングの始まりです。
今回のタオ島ダイビングは、土日の2日間。
まずは前半の土曜日のお話から。
朝は雨のスタート — ホワイト・ロック
この日は朝からしとしと雨。

空もどんよりしていましたが、気持ちは晴れやか。
1本目は島周りのホワイト・ロックへ。

久しぶりにタオ島西側で潜るダイビング。

ダイビングの最初の一本はマクロレンズをつけて、小さな生き物の撮影を楽しみました。



透明度は控えめで、水中には緑色の“鼻水”のような浮遊物がいっぱい。
せっかくなので、思い切ってその浮遊物をマクロで接写。
意外と綺麗で、幻想的な模様をしていました。

2本目はサウスウエスト・ピナクルへ
2本目からは外洋のサウスウエスト・ピナクルへ。

少しずつ天気も回復して、雨も止んでくれました。
どんよりした空の下、海の中では
キンセンフエダイの黄色い群れと、テルメアジの銀色の群れが出迎えてくれます。

シーズン後半に入っても、魚影の濃さはまったく衰えていません。

周囲ではハンター軍団のホシカイワリが活発に動き回っていました。


この日もお世話になったのはバンザイ号。

乗船しているのは数名のダイバーだけで、海も船も贅沢な空間です。
午後は離れ岩へ — シェベロン・バラクーダの群れ
午後になると空が明るくなり、少しずつ光が差し込んできました。
3本目はメインの岩ではなく、離れ岩へ。

魚はまばらでしたが、ダイナミックな景色を堪能。
そして帰り道では、シェベロン・バラクーダの群れと遭遇!

静かな水中に、銀色の帯がゆっくりと形を変えながら泳いでいきます。

メインの岩に戻ると、ギンギラに輝くプラトゥーが元気いっぱい。

タイ料理には欠かせないこの魚。
群れの中に突っ込んで撮影するのは難しいのですが、
いつか大きな口を開けた瞬間を正面から撮ってみたいものです。
センジュイソギンチャクの草原
メインの岩の山頂付近では、
センジュイソギンチャクがまるで草原のように広がっています。

その中を泳ぐクマノミたち。
静かで美しい時間が流れていました。
夜はみんなで韓国料理
夜は、ガイドのソン君、そして一緒になったダイバーさんたちと
韓国料理屋さんへ。
前から行ってみたかったお店です。
韓国出身のソン君が、手際よくサムギョプサルを焼いてくれました。

香ばしい匂いが漂い、海の疲れも吹き飛びます。
美味しくて、楽しい夜でした。
楽しい1日の締めくくり。
明日はいよいよ、今年最後のタオ島ダイビング2日目です。
 
  
  
  
  

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