久しぶりにフジのカメラを買いまいた。
最近のフジのカメラ、日本では人気が出過ぎて在庫がない、在庫がないのに値上げ!とユーザーの不満が溜まっていたところに、X100Vの後継機のX100VIの発表。
販売価格が大幅な値上げで、10万円以上価格が上がったようです。
僕は、前モデルも持っていましたが、すでに売却済み。
買い戻そうかと思ったら、中古価格がとんでもない値段になっていたので諦めました。
この10万円の価格アップと日本市場の発売開始時期が他国より遅い、ということで「裏切られた!」って騒いでいるユーザーがSNS界隈で目立ちます。
ただ、騒いでいる人は、もともとフジのユーザーでなかったり、ハイエンド機を使うような層でないのかな?という印象を受けます。
カメラのセンサーや基本的な性能はX-T5に匹敵しますので、前モデルとの比較ではなく、X-T5と比較すれば、妥当な価格だと僕は思います。フジのユーザーも概ねそんな感想を持っているように思えます。
タイの発売日は3月1日。事前予約していたので3月1日に発送してらいました。
3日間使ってみた、直感的な感想です。
外観は前モデルとほぼ変わらない。
見た目はライカっぽい。かっこいいです。
絞り、SS、ISOをダイヤルで設定できるのは直感的に操作できて好きです。
先週末のチャーン島への弾丸旅行で早速使って見ました。
過去、X100Vを使っていて、今はX-T5、X-H2、X-Pro3を所有しています。
その上での直感的な感想です。
今回はほとんどJPEGで撮影しています。
まず、暗所の描写が綺麗と思いました。
ただ使うフィルムシュミレーションでも変わってくるとは思います。
レンズは前モデルと同じという事ですが、手ぶれ補正が入ったり、新しいセンサーのおかげなんですかね。ここは前モデルよりかなり進歩したと思います。
レスポンス、AFの動きが良くなった。
また、AFも前モデルより、キビキビ動いているように感じます。
フィルムシュミレーション REALA ACEはそこまで派手じゃなくて好みです。
今回は新しいフィルムシュミレーションとして、REALA ACEが加わっています。
クラシッククロームやクラシックネガのような、独特の味が濃く出るようなフィルムシュミレーションではないですが、ジワリと感じる味があります。
もともとエテルナが好きだったので、僕にはちょうどいいところの色味です。
レンズのボケが騒がしくなく、上品な感じのしっとりさが好き。
APS-Cセンサーと開放f値がf2。ボケ感は上品で騒がしくなく、上品な感じが好き
売り物のアドバンスト・ハイブリッドビューファインダーは、どうでもいいかな?
他の会社、他のモデルにはないファインダーを搭載しています。
光学式と電子式で切り替えられたり、光学式に電子表示を入れたり・・・・
僕の感想ですが、これはどうでもいいかな?と思いました。
普通にEVFで使うことが多いです。
光学式、M型ライカのようなシステムに見えて、使ってみるとそうでもない。逆に使いやすい。
ならば、普通にEVF使ったほうがいいな!というのが僕の感想です。
防滴性能は、別売のアダプターとプロテクトフィルターが必要になるのがめんどいです。
前モデルと同じ仕様です。これ、正直めんどくさい。大きさも少し大きくなってしまう。
また、別売の28ミリ相当になるワイドコンバージョンレンズが用意されていますが、これは前モデルと同じもの。取り付けはねじ込み式で、クルクルと回さないといけません。
バヨネットにして欲しかった。
ワイコン、アダプター、プロテクトフィルターはタイでは在庫がないため日本に発注しました。
ワイコンつけて28ミリ、無しで35ミリ、そしてクロップ機能で50ミリ。
4000万画素のセンサーですので50ミリにクロップしても、2,000万画素ぐらいが残ります。
50ミリ相当のレンズも別売でありますが、これはかなりデカイので使いたくないです。
僕がX100VIを使うシーンで50ミリの画角が欲しくなることはそこまでないと思うので、クロップで十分と思います。
まとめ
やっぱり楽しいカメラです。
GRやソニーRX100のような片手で撮影できようなコンパクト差はないですが、デカくもない。
食事の時にテーブルを囲む人にプレッシャーをかけることは少ないと思います。
まだ使い込んでいないですが、これからどんどんと使い込んでいきます。
フジのフィルムシュミレーションは楽しいです。
これに、グレイン・エフェクト、クロームエフェクトを加えて自分好みの写真を作り込む。
そして、日々持ち歩いて、その日撮影した写真を見て、ニヤニヤできそうです。
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