誰もいない海で始まる特別な一日
早朝6時半、まだ薄暗い時間に海へ。
私たちのチームだけが静寂な海に飛び込みました。広がるサンゴ礁の中を僕らだけで遊んでます。.
朝の氷山です。
広大な森の上を飛んでいる気持ちで、ゆっくりと海中散歩を楽沁みました。
ゆっくりはしてますが、やっぱりキョロキョロと周りを見てしまいます。
大きなあの子が来ないかな?と
このローシン。サンゴ礁で有名ですが、ここを訪れるダイバーが期待しているのは、魚類の中で最大の大きさになるジンベエザメなのです。
2年前も同じバディーさん達と潜っていますが、残念ながら会えず。
今シーズンのタイ湾。ジンベエ様のあたり年だと思います。
先週のクルーズでもジンベエ様は降臨されております。
可能性は十分あります。
しかし、1本目、2本目のダイビングは静かな海を楽しんだだけでした。
ジンベエ様降臨!
3本目。エントリーからすでに40分ぐらい経過した時です。
カンカンカン!とタンクを叩く音が鳴り響きました。
ジンベエ様が現れたのです!4〜5mの子。
船やディンギーに興味津々で、ダイバーを全く警戒しない良い子!
あとは僕が使命を果たすだけ。
ジンベエ様とのツーショットを撮る!
今回、一緒に潜ったNちゃんは、タイで800本以上も一緒に潜っているバディさん。
実は9月末に日本に帰る予定で、このタイミングでのジンベエザメとの出会いはほんと奇跡のようでした。
そして、もう一人のバディ、Rちゃん。人生初のジンベエザメとの遭遇だったのです。
チャンスはいただきました。
なので、撮影は絶対に失敗できません。
残圧が少なくなっていく中、落ち着いてシャッターチャンスを狙いました。
この時はクルーズ船2艘分のダイバー、約40名でお祭り状態。
そこから、距離を置いてジンベエ様の動きを予測し、先回りしてジンベエ様を待ちます。
先回りするときは、猛烈なダッシュです。
これを何度か繰り返して、かっこいいツーショット写真を撮影することができました。
バディーさんとのツーショットの他に、二人とジンベエ様の写真も撮れました。
そのあと、ジンベエ様単体での写真も。目がかわいい。
かっこいい感じでも
エグジットしたあとも、船の周りで遊んでくれる優しい子。
ほんと感動しました。
夜の海でも奇跡が!
ダイビング後も興奮冷めやらぬ私たち。
4本目は夜の海。
なんとまたジンベエ様に遭遇!
この時はマクロレンズつけていたので、写真は撮らず。
じっくりと観察するだけでしたが、再び会えたことに心が躍りました。
そしてちゃんと小さい生き物の写真も撮っています。
エビ。ピョンピョンと素早く飛び跳ねるので、ナイトダイブでの撮影はとても難しい・・・
ケラマミノウミウシ Samla bicolor
招待不明。1ミリ程度の極小サイズでした。
エリシアの2種もり!
この日のダイビング。昼と夜で2回のジンベエ様。
忘れられない日になりました。
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