【Underwater: Log】2026.03.21 BIDA NOK・Turtle Rock|ウミウシ狙いのはずが魚にも目を奪われた前半2本

タイ南部:アンダマン海
2026年3月プーケット沖のダイビングのお話、第一話です。

2026年3月21日は、合計4本のダイビングでした。今回はそのうち、前半2本で撮影した写真を紹介します。

1本目:BIDA NOK

トマト・クマノミの幼魚

1本目のダイブサイトはBIDA NOK。最初に出会ったのは、アンダマン海の固有種として知られる通称トマト・クマノミでした。まだ子どもの個体で、顔のまわりを囲む白いリングがとても印象的。成魚とはまた違った、この時期ならではのかわいさがありました。

イソギンチャクの中を泳ぐ、白いリングのあるトマト・クマノミの幼魚。
幼魚の時期だけ顔まわりに白いリングが入る、トマト・クマノミ。

イボウミウシにも目を向けてみる

続いて見つけたのは、フィリディエラ・ゼイラニカ。

普段の私は、正直イボウミウシの仲間にそこまで強くひかれるほうではありません。

ですが、今回一緒に潜った方がかなりの“イボ信者”でして、その影響もあって、私ももっとちゃんと見てみようと思いながら撮影しました。

そうやって意識して見ると、白と黒の模様もなかなかおもしろく感じられました。

岩肌の上を這うフィリディエラ・ゼイラニカ。白と黒のはっきりした模様が目立つ、小さなウミウシ。
普段はあまり注目してこなかったイボウミウシの仲間ですが、今回一緒に潜った方の影響で、私もちゃんと見てみようと思って撮影しました。

配色がきれいなゴニオブランクス・ゲミノス

そのあとに出会ったのは、ゴニオブランクス・ゲミノス。

白をベースに、黄色と青紫が入った配色がとてもきれいで、岩陰にいてもしっかり目を引くウミウシでした。小さな生きものですが、写真にすると存在感があります。

岩陰にいるゴニオブランクス・ゲミノス。白っぽい体に黄色のラインと青紫の斑点が入った、色鮮やかなウミウシ。
暗めの岩陰にいたのですが、ゴニオブランクス・ゲミノスは体の色と模様がはっきりしていて、写真にしても存在感のある1枚になりました。

ウミウシ狙いでも、やっぱりハゼも撮りたくなる

この日はウミウシ狙いで潜っていたのですが、ベニハゼの仲間を見つけると、やっぱり素通りはできませんでした。

小さいのに赤色がよく目立って、見つけるとつい撮りたくなってしまう存在です。

ピンク色の岩肌のすき間から顔をのぞかせる、ベニハゼの仲間。赤みのある体と大きな目が印象的な小さなハゼ。
ウミウシ狙いのダイブでも、ベニハゼの仲間を見つけるとつい撮ってしまいます。

2本目:Turtle Rock

梅干しサイズのハルゲルダ・ストリックランディ

2本目のダイブサイトはTurtle Rock。

ここでもまず目に入ったのはウミウシたちでした。ハルゲルダ・ストリックランディは大きさが梅干しぐらいあって、白地にオレンジの細かな斑点がよく目立っていました。小さすぎないぶん見つけやすくて、じっくり観察できたのもうれしかったです。

岩の上にいるハルゲルダ・ストリックランディ。白っぽい体にオレンジ色の細かな斑点が全体に入り、後方に羽のような鰓が見えるウミウシ。
ハルゲルダ・ストリックランディ。大きさは梅干しほどで、白地にオレンジの細かな斑点がよく目立っていました。小さすぎないぶん見つけやすく、ついしっかり撮りたくなる1匹でした。

網目模様が印象的なアミダイロウミウシ

アミダイロウミウシは、淡い体色に白い網目模様が入ったきれいな1匹。

派手すぎるわけではないのに、しっかり印象に残る雰囲気がありました。

初めて会えたウミウシです。

岩場の上を進むアミダイロウミウシ。淡いピンクがかった体に白い網目模様が入り、縁にオレンジ色が見える小さなウミウシ。
アミダイロウミウシ。淡い体色に白い網目模様が入っていて、派手すぎないのにしっかり印象に残るきれいなウミウシでした。

光が当たるときれいなクジャクスズメダイ

Turtle Rockでは魚たちも印象的でした。アンダマン海では普通に見られるクジャクスズメダイも、ストロボの光が当たるとヒレにきれいな縁取りが出て、いつもより少し特別に見えます。

普段あまり注目されない魚でも、光の当たり方ひとつで見え方が変わるのがおもしろいところです。

オレンジ色のウミトサカを背景に泳ぐクジャクスズメダイ。淡い体色に、ヒレの縁が緑がかった光で縁取られて見える。
アンダマン海では普通に見られるクジャクスズメダイ。普段はあまり目立たない印象ですが、ストロボの光が当たるとヒレにきれいな縁取りが出て、思わず撮りたくなります。

黄色い星みたいなヤマブキスズメダイ

オレンジ色のウミトサカの中にいたヤマブキスズメダイは、まるで黄色い星がふわっと散らばっているようでした。

こういう場面は、魚そのもののかわいさだけでなく、背景との組み合わせまで含めて撮りたくなります。

アンダマン海では普通に見られるクジャクスズメダイ。普段はあまり目立たない印象ですが、ストロボの光が当たるとヒレにきれいな縁取りが出て、思わず撮りたくなります。
黄色の星がふわっと散らばっているように見えたヤマブキスズメダイ。オレンジ色のウミトサカを背景にすると、かわいらしさがいっそう引き立っていました。

大好きなローランドダムゼル

そして、アンダマンのスズメダイの仲間で私が特に好きなのがローランドダムゼル。青と黄色の配色がとてもきれいで、見かけるとついレンズを向けたくなってしまいます。

海底の前を泳ぐローランドダムゼル。頭に鮮やかな青いラインが入り、体の後半が淡い黄色に見える小さなスズメダイが2匹写っている。
アンダマンのスズメダイの仲間で、私が大好きなのがローランドダムゼル。青と黄色の配色がとてもきれいで、見かけるとつい撮りたくなってしまいます。

幼魚カラーがかわいいヒレナガスズメダイ

さらに、ヒレナガスズメダイの幼魚にも出会えました。黄色と黒のストライプは子どもの時期ならではのカラーで、小さいのにしっかり目を引きます。こういう幼魚ならではの色合いは、見つけるとうれしくなります。

岩場の前を泳ぐヒレナガスズメダイの幼魚。黄色い体に黒いストライプが入り、小さな体が右上に写っている。
黄色と黒のストライプが目を引く、ヒレナガスズメダイの幼魚。子どもの時期ならではのカラーで、小さいのにしっかり存在感がありました。

小さくても見応えのあるトウモンウミコチョウ

最後はトウモンウミコチョウ。小さな体に細かな模様がぎゅっと詰まっていて、見つけるとついじっくり見たくなるかわいさがありました。

岩のくぼみにいるトウモンウミコチョウ。淡い色の体に黒い線で描いたような細かな模様が入り、小さな体が目立っている。
トウモンウミコチョウ。小さな体に細かな模様がぎゅっと詰まっていて、見つけるとついじっくり見たくなる可愛さがありました。

まとめ

同じ日の前半2本だけでも、BIDA NOKはウミウシを探しながら魚にも目が向く楽しい1本で、Turtle Rockはウミウシもスズメダイも色のきれいさをたっぷり楽しめる1本でした。残りの2本でもまたいろいろな出会いがあったので、続きもあらためてまとめたいと思います。

今回のダイビングでは、こちらのショップと皆さまにお世話になりました。

お世話になったダイブショップ

Dive at Phuket

今回お世話になったのは、プーケットのダイビングショップ「Dive at Phuket」さん。
タイ・プーケットにある日本人夫婦経営のショップで、ダイビングやシュノーケリングなど海遊びを案内されています。

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今回ご一緒させていただいた皆さま

DSあらいぐま

今回ご一緒させていただいたのは、DSあらいぐまの皆さま。
葉山ビーチをメインに、年中ウミウシ探しを楽しまれているダイビングショップです。

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