コロナと雨季の影響で、パタヤ、サメサン(合わせてパタヤエリアと呼びます)などチョンブリー県内の近場で潜ることが増えております。
先週のパタヤエリアのダイビングショップ「Mermaid Dive Center」が新体制になったことを書きました。
ボロボロの船が改修されて、まったく違う船に生まれ変われました。
早速、この船で潜ってきました。
船の紹介です。
一階は機材とエントリーのプラットフォーム。広々していて、カメラをつけておく真水のタンクがあります。また、棚があるので、シャンプーなどの小物などを置いておけます。
トイレとシャワーは3部屋。着替えも困らない大きさです。
2階です。テーブルと椅子があるので、ブリーフィングにしても、食事にしても楽です。
果物やお菓子、料理などはこのカウンターで提供されます。
ダイビングの報告
この日は合計3本のダイビング。
バーン・タハーン、ウオン・ドゥアン、そして沈没船ハーディープ。
今回はいつものバディさんと2人で申し込んでいます。
船の上にはシラチャの日本人ダイバーや、タイ人の知り合いダイバーがいて、知り合いでいっぱい!でした。
今回のガイドさんは、日本人のSさん、Hさんの2名もついていただきました。
2名のファンダイバーに2名のガイドさん!
もう、わがままにさせてもらいます!
今回も3本ともマクロレンズ+クローズアップレンズで潜っています。
撮影機材については、最後の方で紹介します。
1本目のバーン・タハーンと2本目のウオン・ドゥアンは同じ島の西と東。西と東で海の様子が違うかと言うと、ほとんど同じ風景です。流れも南北の流れていることがほとんどのようです。
水深6m程度のところからエントリーして、島と反対側、沖に向かう形で水深18m程度までまっすぐ進んで、海底の様子の変化などをみてUターンして島側ん浅瀬に戻るコース取りで潜りました。
あるウミウシを期待していたのですが、ご馳走になる緑の海藻がまったくないため、水深8mぐらいの岩と珊瑚がまざる砂地であそんでいました。
この日、元気だったのがギンガハゼ。
この海域のハゼ、警戒心が強い!とおもっていました。
一回、穴に入ってしまうと、なかなか出てこない。
この日は、写真の様に浮遊しているハゼが多く、いつもと何かが違う。
撮影しようとハゼに近づくと、ダッシュで穴に入ってしまうのはいつもと同じ。
しかし、3分ぐらいじーっと待っていると、穴からでてきます。
そしてその後はこちらの存在を見慣れたのか?そーっと、ゆっくり近づけば距離を積めることができました。
黄色の個体が綺麗です。
ここで、黄色と黒のペアがいないかな?と探すと・・・
発見!
ここは粘りところと、3分ぐらい粘って黄色と黒のペアの撮影に成功!
しかも、共生しているエビまで出てきてくれました。
黒の個体、ハラビレとシリビレが綺麗に青くなっています。
こんなに綺麗だったっけ?
よくよく考えると、いつもぱっと見がきれいな黄色の個体ばかりを追っかけていました。
これからは黒も追っかけてみます。
3分ぐらい粘ったつもりでしたが、バディーさん曰く「15分は刺さってた」そうです。
ガイドさんが2人もいるのできた粘りでした。
岩の下にヒトヅラハリセンボン。
臆病で逃げまくりでした。
2本潜ったところで、ランチです。
タイ料理。タイ人ダイバーも納得の美味しさ。
お食事が終わると3本目、沈没船のハーディープへ。
激流(と濁り)で有名なポイントですが、この日は流れがほとんどない。
つまらない!と思える様になりました。
流れがないと、イボヤギやソフトコーラルは期待できませんが、泳ぎやすいし、ゆっくり生物を探すことができます。
船は水底に横たわっておりますが、一番上になっている船の横っ腹の部分でマクロネタさがしを開始です。
すぐに、バディーさんに呼ばれました。何やら興奮している感じです。
バディーさんが見つけてくれたのはこの子です。
名前は現在確認中です。
ここで突き刺さっていましたが、バディーさんが再び僕を呼びます!
また興奮した様子です。
タイマイくん。この日は2匹のちいさなタイマイ君が沈船まわりであそんでいました。
100ミリのマクロレンズだと、ちょっと厳しい。
その後は、ガイドのSさんが、落ち着いて僕を呼んでいます。
この日はCANONのEF100 f2.8Lをつけていました。絞ってバチバチな感じで撮れました。
フィディアーナミリタスです。
この日はバディーさんと、ガイドさんが、生き物を見つけてくれました。
自分で見つけたのは、このバルタン星人!
僕としては、いままで一番素敵なバルタン星人が撮れたと思っております。
好き放題楽しませていただき、事故もなくこの日のダイビングは終了です。
感想
新体制になって、とてもよくなりました。
今回は、全面改装が終わった船。
とても快適でした。
ガイドさん。
以前のガイドさんは、直進してUターンして、帰ってくるだけの欧米人ガイドさんと潜ることがほとんどでした。後ろ振り返らないし、写真なんて撮っていたら一瞬でロスト。
正直、選択肢があれば、ここを避けておりました。
新しい体制になっても、日本人のガイドさん達がいます。
今回も一緒に生き物をさがしてくれて、とても楽し方です。
こんな感じなら、家からも近いこともあるので、何度でもリピートしたいです。
ダイビング後はガイドをしてくれたHさんとバディさんと3人でパタヤの定番HOPSで乾杯!
パタヤエリアは、ダイビング後も充実しています。
そして、ここから家まで車で40分。
楽ちんでもあります。
撮影機材
ボディーはソニーのα7RIV。
レンズはキヤノンのEF100mm Macro F2.8L
ソニーのレンズにキヤノンのレンズをつけるときは、シグマのMC-11というアダプターをつけます。
これで、ソニーのボディーにキヤノンのレンズをつけて、オートフォーカスも普通に使うことができます。
ソニーの90ミリのマクロレンズも使っております。
マクロで90ミリと100ミリの10ミリの焦点距離の違い。
これが結構大きいと感じて、キヤノンのレンズもつかっております。
ただ、ソニーのレンズと全く同じ様につかえるか?と言うとそうでもないです。
フォーカスでDMFはつかえず、AF-SとAF-Cのみ。Mへん切り替えもボディからはできませんでした。
地上で使っているときはあまり問題ではないのですが、水中で薄暗いところで問題がありました。
オートフォーカスが大迷走してお話にならないのです。
ソニーの90ミリは暗いところでも、ビシビシとフォーカスしてくれます。
キヤノンのマクロは明るければ、フォーカスは問題ないレベル。
ストロボのターゲットライトをつかっておりましたが、これだとちょっと光量が足りないシーンがあります。なので、別にINONのLE350を使っております。赤いフィルターをつけております。
ハウジングにLE700Sもつけておりますが、こちらは生き物探しの時や、ガイドさんやバディさんとのコミュニケーションでつかったり、撮影時のストロボ代わりのライトとしてつけております。
あとはクローズアップレンズ、Nauticamの定番SMC-1をフリップホルダーにとりつけております。
必要に応じてつかっております。
今回はバルタン星人の撮影の時につかいました。
キヤノンの100ミリのマクロレンズ、やっと、使うコツがつかめてきました。
ちょっと無理かな?とおもっていたので、とてもうれしいです。
ソニーの90ミリは絞ってもf22まで。
キヤノンの100ミリは、最小でf32まで絞れます。
この差はでかいです。
ソニーにも同じ程度のレンズを出して欲しい!
以上です!
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