ホントはすごい。サメサン沖のダイビング(2):リぺ島で知り合いになったダイバーさん達とサメサン沖のマクロ・フルコース

タイ東部:ラヨーン、パタヤ、サメサンとチャーン島など

前回の続きです。

アンとゲリーを迎えての、サメサン沖のダイビング。

朝のバンセンはいい天気。近所のサメサンの天気も期待できます。

前日は、ウォンドゥアン、ハーディープ、コ・ノックで潜りました。

翌日も3本。潜った場所は、ロンナン、ヒンサンチャラーム、そしてハーディープ。

ヒンサンチャラームは、寒期によく潜るポイントです。

サメサン沖では、魚群やソフトコーラルが楽しめるポイントで、人気No.1のポイントです。

土日で、サメサン沖のフル・コース!雨季の今ではかなりラッキーでした。

ではでは、出会えた生き物の紹介です。

1本目。みんなのロンナン島

水深が浅いところでは、サンゴエリアで、海亀のタイマイと遭遇するチャンスが多いところ。

マクロ好きは、水深16m、18mのマクロ岩にへばりつくところです。

サイズが大きめで見つけやすいウミウシが多いところです。

ここはウミウシもいいのですが、僕はオレンジのハゼとエビを狙うことが多いです。

どちらも同じところに居着いているので、ほぼ毎回会うことができます。

オレンジリーフ・ゴビー Priolepis nuchifasciata

タオ島では、レアなキャラです。

サメサン沖では、簡単に会うことができます。

岩の隙間や、穴を見ていると、小さくて綺麗な子がすぐに見つかります。

背景が綺麗なところにいるハゼを探します。

黄色の部屋に住んでいる子を発見。

背鰭の二番目の骨見たいのがビヨーンと長いのが特徴です。

このハゼ、明かりがあまり好きではありません。照明を当てるときは、赤色の照明に切り替えたり、白であれば、長い間照らさないようにしたほうがいいと思います。

クリアクリーナーシュリンプ Urocaridella antonbrunil

サメサン沖ではどこでも見ることができます。暗いところが好きですので、岩の割れ目や穴の中に住んでいます。

アカシマモエビ Lysmata vittata

ちょうどタカラガイの前にいてくれました。

目のあたりにV字がついていて、大体数匹で体を左右に振ってフラフラ踊りをしています。

ちょうどタカラガイの前にいてくれました。

ハスイロウミウシ Goniobranchus preciosus

ここではウミウシも簡単に見つかります。レギュラーメンバーの子です。

ブチウミウシ Joruna funebris

小さければ小さいほど、可愛いブチです。

ウェッジ・スポット・ダムゼル Pomacentrus cuneatus

幼魚は色が鮮やかで可愛いです。

みんなのロンナン島。この日も安定の撮れ高でした。

美味しいランチをいただきながら、次のポイントへ。

サメサンで一番のポイント!ヒン・サンチャラーム。

サメサンで一番遠いポイントです。

海軍の砲撃の的になっていた、岩です。

ここはソフトコーラルと魚群がいいところ。

サメサンとは思えない風景が広がっています。

でも、今回はマクロ!

ここはセンジュイソギンチャクの群生も見られます。

その中に住んでいるエビを狙います。

Ancylomenes holthuisi Holthus’ anemone shrimp

アカホシカクレエビに似ているけど、多分日本にいないエビです・

このエビは触手に乗って、ブラブラと遊んでいる時が多いです。

名前を忘れてしまいました!

大きい2センチぐらいになるエビです。イソギンチャクの中に住んでいるエビです・

Baeolidia sp

初めて見た、ウミウシです。標準和名はまだ無いようです。

コリュフェリナ・アウロラ Coryphellina aurora

ハーディープにもそっくりなウミウシがいるのですが、とても同定が難しいウミウシです。

同じ種なのか?ですが、ここのはツノ(エラ)の色が白からオレンジの子が多いです。

簡単に見つかる上に、絵になるウミウシです。

タテジマウミウシ科の一種 Arminidae sp

初めて見たウミウシです。綺麗なナメクジです。

オビイシヨウジ Corythoichthys amplexus

久しぶりにみた、ニョロちゃん。最近ぜんぜん見れていませんでした。

動きがヘビのようで、とても可愛いです。

小さい生き物を撮影している間に、キンセンフエダイの群れに囲まれたり、とても楽しいダイビングでした。

二日間で最後になる沈没船に向かいます。

3本目:沈没船ハーディープ

二日間のダイビングの最後です。

レギュラー陣のウミウシが迎えてくれました。

ブチウミウシ Joruna funebris

ニセハクセンミノウミウシ Cratena sp.

クラカトアウミウシ Hypselodoris krakatoa

ホシゾラウミウシ Hypselodoris infucata

感想!

この二日間は、ちょっと出来過ぎでした!

DRINK MASTERのインストラクターとダイブマスター陣、ウミウシ探すのがほんと上手です。

アナもゲリーもウミウシ好きなので、自分達でもどんどんと見つけていました。

やっぱり、みんなで潜ると見つかりますね!

サメサン沖のマクロはかなり楽しいです。

思いっきり楽しむには、チームが大事と改めて実感しました。

全員がマクロ撮影するチームなら、いっぱい見つかるし、じっくりと撮影もできます。

マクロ好き、マクロ撮影をしてみたけど、ウミウシが見つからない、じっくり撮影できない、という悩みがあるダイバーさんは多いと思います。

僕も同じでした。

こんなダイビングに興味がある方は、ぜひ声をかけてください。

一緒に潜りましょう。

ではでは

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