おはよう、サメサン。

朝の一杯は、湯気の立つスープ麺。これが海に入る前の最高のウォーミングアップ。

今日も相棒のRX100VIIを片手に、サメサンの海で水中散歩へ出かけます。
⸻
1本目:ヒンサンチャラーム
最初の舞台は、外洋ポイントのヒンサンチャラーム。
砲弾やミサイルが転がる、ちょっと不思議な海底風景です。


このポイント、センジュイソギンチャクの群れが見事で、そこに住むハナビラクマノミたちがやたらと元気。ついでに浮遊物もやたら元気。

でも、そんな緑の海でも遊び方次第で楽しいのがマクロの世界。
RX100VIIのズームは24〜60mmぐらいまで寄れるので、小さなエビなんかはクローズアップレンズなしでも撮れることが多いです。

とはいえ今日は気合いを入れてクローズアップレンズを装着。狙うはガラスハゼ。
カメラを構えて…バッチリ!いい場所にじっとしててくれてありがとう。

ちなみに、このカメラの内蔵ストロボを使って外部ストロボを発光させるんですが、チャージに2〜3秒かかるので連写は不可。1枚に魂を込める「狙い撃ちスタイル」です。
⸻
2本目:沈没船ハーディープ
続いて沈没船ハーディープへ。
ここでは、外付けワイコンを付けたくなる気もしますが、あえて使わず。透明度を考えれば、ズーム域でギュッと切り取った構図のほうが味があります。
羽車、倒れたマスト、光と影がつくる船内のドラマ。



暗がりではノイズが出がちですが、白黒写真のように捉えれば悪くない。むしろ“朽ちた遺跡”感が深まります。


クローズアップレンズでウミウシにもご挨拶。


⸻
3本目:ロンナン島

締めはロンナン島。
ここではクローズアップレンズを外して、広角端の24mmで。モヨウフグはビックリするほど寄らせてくれるサービス精神。

岩陰に潜むアオマダラエイは、ズームでそっと狙い撃ち。

そして再びクローズアップレンズを装着して、ガヤの奥にひっそりと隠れていたカクレエビの仲間をじっくりと撮影。

白黒写真のような浅瀬。
ノイズも浮遊物もドンと来い!

⸻

この日もいろんな出会いがありました。
たとえ透明度がイマイチでも、小さな世界にフォーカスすれば、見えてくるものはたくさん。
RX100VIIとのコンパクトな冒険、まだまだ続きそうです。
コメント