【Underwater: Log】マクロレンズで気づく、普通の生き物の新たな魅力|タオ島 2026年8月14日

テーブルサンゴの枝の隙間からのぞくRippled coralgoby。赤い体に細い青い線が入っている タオ島周辺とチュンポン
タオ島のマクロ撮影|2026年8月14日

ジンベエ様には会えなかった日は、小さな生き物に萌える

2026年8月14日、タオ島でダイビングをしてきました。 この日から、またBANZAI号に戻りました。 4本、潜っています。

前日にチュンポン・ピナクルでジンベエザメが出たので、この日もチュンポン・ピナクルへ向かいました。
ですが、ジンベエ様には会えず。水中も曇りがちで、ここでは写真をほとんど撮影していません。
その分、タオ島の島周りでは、小さくて可愛い生物の撮影に萌えました。

イバラカンザシの花畑で、探してしまう

タオ島周辺のイバラカンザシは、ほんと素晴らしいです。 花畑のようなイバラカンザシを見ると、そこに何か生物がいないかな?と探してしまいます。 よく会えるのが、タテジマヘビギンポ。 この子は、花の上にふわりと乗っかるのが上手です。

イバラカンザシの上に乗るタテジマヘビギンポ。背景にはカラフルなイバラカンザシが広がる
イバラカンザシとタテジマヘビギンポ

岩陰の赤いハゼ、淡い青のスズメダイ

ちょっとした岩陰には、小さな赤いハゼ、シロオビイソハゼがいました。

岩陰を泳ぐ2匹のシロオビイソハゼ。赤とオレンジの体に黄色い縞模様が入っている
シロオビイソハゼ(Eviota atriventris)

モンツキスズメダイの幼魚は、淡い青のボディーが綺麗です。
ヒレの周りの青いラインも、また綺麗なのです。

サンゴの枝の前を泳ぐモンツキスズメダイの幼魚。淡い青の体で、ヒレの縁に青いラインが入っている
モンツキスズメダイの幼魚

サンゴの中に住む、透明なエビたち

アカスジカクレエビ

モールのようなハープコーラルの中に住んでいます。 パッと見では、発見することは難しいです。 でも、じーっと集中して観察して1匹見つけられたら、その周辺にいっぱい見つけることができるのが不思議です。

ハープコーラルの中にいるアカスジカクレエビ。透明な体に赤い筋が入っている
アカスジカクレエビ

バブル・コーラル・シュリンプ

こちらは、風船のようなバブルコーラルの中に住んでいる、透明のエビです。 タオ島では、よく会うことができます。

バブルコーラルの中にいる透明なバブル・コーラル・シュリンプ。風船のような丸い突起の間に体が見えている
バブル・コーラル・シュリンプ(Vir philippinensis)

オレンジの縁取りと、青いヒレ

フジナミウミウシは、オレンジの縁取りが好きです。

赤みを帯びた岩の上にいるフジナミウミウシ。クリーム色の体に、オレンジ色の縁取りがある
フジナミウミウシ

どこにでもいるクロリボンスズメダイですが、ここは背景が綺麗でした。
ヒレは、綺麗な青で縁取られています。
レンズをマクロに変えて撮影すると、こういう今まで知らなかった美しさを撮影することができます。

赤と白の枝状の生き物の前を泳ぐクロリボンスズメダイ。ヒレの縁が青い
クロリボンスズメダイ

撮影は至難を極める、サンゴの隙間のハゼ

テーブルサンゴの中で、細かに動き回っていたのは、Rippled coralgoby。 とても綺麗なハゼですが、撮影は至難を極めます。 こんなサンゴの隙間に住んでいます。

テーブルサンゴの枝の隙間からのぞくRippled coralgoby。赤い体に細い青い線が入っている
Rippled coralgoby(Gobiodon rivulatus)

いっぱいの目に見つめられる

最後は、ハナビラクマノミの卵です。 そろそろハッチアウトで、いっぱいの目に見つめられます。

サンゴの表面に並ぶハナビラクマノミの卵。透明な卵の中に、孵化間近の稚魚の目が見えている
ハナビラクマノミの卵

マクロレンズでの撮影です。
レア物だけでなく、普段、普通に見ている生物たちの、新たな魅力に気づかせてくれます。
ジンベエザメ祭りの興奮もタオ島らしいですが、こういった撮影もタオ島の魅力です。

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