【Underwater: Log】トランベン最後のマクロ、そしてサヌールへ|2026年4月17日

タイ以外のダイビング
2026年4月17日、バリ島トランベン最終日。動きの速い魚たちを追いかけた2本のマクロダイビングの記録です。

トランベン最後の朝

気づけば、トランベンでの最終日になっていました。

夜明けのトランベン。右手にバリ風の石造り装飾柱と紫の花、背景に穏やかな水平線と薄く染まる朝の空が広がる。
トランベン最後の朝。この日は午前中に2本潜って、トランベンをあとにします。

朝早く外に出ると、紫の花と石の装飾柱の向こうに水平線が広がっていました。この日もいい天気です。

ホテルのプールをのぞくと、空と木々が水面に映り込んでいました。人もいない、静かな朝です。この景色を見るのも、今日が最後かなと思いながらしばらく眺めていました。

1本目 動きの速い魚たちを追う

この日のメインターゲットは、動きの速い魚たちです。トランベンの最後に、少し難しい撮影に挑んでみることにしました。

カラフルなサンゴや付着生物に囲まれた水中岩礁に佇むツースポットバスレットのメス個体。紫がかった頭部からオレンジのグラデーションが広がり、黄色い尾びれが鮮やかに目立つ。
ツースポットバスレット(Pseudanthias bimaculatus)のメス。紫とオレンジと黄色の色の組み合わせが華やかです。

まず出会ったのはツースポットバスレットのメス。紫とオレンジと黄色が混じり合う、華やかな色合いの魚です。

カラフルなサンゴが密集する岩礁の前を泳ぐオオテンハナゴイ。ピンクからオレンジへのグラデーションが鮮やかで、尾びれの先端に紫がかった色が見える。
オオテンハナゴイ(Pyronotanthias smithvanizi)。ピンクとオレンジのグラデーションが華やかです。

オオテンハナゴイも近くにいました。ピンクとオレンジのグラデーションが美しい魚で、とても好きな種類です。

暗い水中を泳ぐスミレナガハナダイのオス個体。ピンクがかった赤い体に白い大きな四角い斑紋が目立ち、背びれや尾びれに青と赤のアクセントが入る。
スミレナガハナダイ(Pseudanthias pleurotaenia)のオス。側面の白い斑紋が特徴的です。

スミレナガハナダイのオスも撮れました。側面の白い大きな斑紋が特徴的で、黒背景に映えます。

ただ、この日に狙った魚たちは、どれも動きが速くてなかなか思うようにいきませんでした。まだ満足できる写真には仕上がっていないのが正直なところです。次の機会に必ずリベンジしたいと思っています。

2本目 トランベン最後のダイビング

晴天のトランベンの海岸。黒い玉砂利の浜辺に白い波が打ち寄せ、奥にはヤシの木や建物が並ぶ。青空が広がる穏やかな朝の景色。
この日もいい天気。黒い玉砂利のビーチと青い海が気持ちよかったです。

[写真:240617_Bali-15]

2本目です。

ビーチは黒い玉砂利と青い海、それにこの青空。

ほんといい天気でした。ただ、この黒い玉砂利が曲者で、素足で歩くと足ツボマッサージのように激痛です。

2本目もマクロで攻めます。

岩の隙間に身を潜めるベンケイハゼ1個体。淡い体色に黄緑色のひれが目立ち、緑がかった丸い目でこちらを見つめている。
ベンケイハゼ(Priolepis cincta)。岩の隙間にすっぽり収まって、こちらをじっと見ていました。

岩の隙間にすっぽり収まったベンケイハゼが、じっとこちらを見ていました。

波状の溝模様が広がるサンゴの隙間から顔を出すホテイベニハゼ1個体。赤みがかった細長い体と赤い目が、周囲の赤茶色の背景に溶け込むように佇んでいる。
ホテイベニハゼ(Trimma yanoi)。サンゴの隙間からひょっこり顔を出していました。

サンゴの隙間からは、ホテイベニハゼがひょっこり顔を出していました。

カラフルな付着生物が広がる岩礁の上を泳ぐオイランヨウジ1個体。黒と白の縞模様の細長い体が斜めに走り、右端に赤と白の旗状の尾びれが見える。
オイランヨウジ(Doryrhamphus dactyliophorus)。黒と白の縞模様と、赤い旗のような尾びれが特徴的です。

オイランヨウジも見つけました。黒と白の縞模様の細長い体の先に、赤い旗のような尾びれ。独特の姿をしているヨウジウオの仲間です。

ピンクのソフトコーラルが密集する中を泳ぐヤマブキスズメダイの幼魚複数個体。半透明の体に鮮やかな黄色いひれが目立ち、ソフトコーラルのピンクとのコントラストが美しい。
ヤマブキスズメダイ(Amblyglyphidodon aureus)の幼魚。ピンクのソフトコーラルの中で、黄色いひれが映えていました。

ピンクのソフトコーラルの中では、ヤマブキスズメダイの幼魚が群れていました。黄色いひれとピンクの背景、この色の組み合わせがたまりません。

黒い砂地の上を泳ぐハタタテハゼ2個体。手前の個体は白い体から赤みがかったオレンジへのグラデーションが鮮やかで、背びれの細長い糸状の突起が特徴的。奥にもう1個体が見える。
ハタタテハゼ(Nemateleotris magnifica)。砂地の上をふわりと泳ぐ姿が優雅でした。

砂地の上をふわりと泳ぐハタタテハゼにも出会いました。この魚も動きが速くて、思うように撮れない魚の一つです。リベンジリストに追加です。

黒い砂地の上を泳ぐNeoglyphidodon crossiの幼魚。鮮やかなオレンジの体に青いラインが目から尾びれにかけて走り、右側に付着生物の岩礁が見える。左下にはピンクがかった別個体も写っている。
Neoglyphidodon crossi(Cross’ damsel)の幼魚。オレンジの体に青いラインが鮮やかでした。現在標準和名はありません。

Neoglyphidodon crossiの幼魚も出てきました。オレンジの体に青いライン、存在感のある幼魚です。現在標準和名はありません。

青いホヤの開口部の中に佇むホヤカクレエビ1個体。円形の開口部が額縁のように広がり、中央に半透明の体に黄色みを帯びたエビが見える。
ホヤカクレエビ(Odontonia sibogae)。青いホヤの開口部の中に住んでいました。まるで額縁に収まったような構図です。

青いホヤの開口部の中をのぞくと、ホヤカクレエビが住んでいました。丸い開口部が額縁のように広がる、不思議な構図になりました。

カラフルな付着生物と青いホヤが密集する岩礁に佇むシリウスベニハゼ1個体。赤みがかった体に青みがかった尾びれが目立ち、周囲の青いホヤや羽状の生物が鮮やかな背景を作っている。
シリウスベニハゼ(Trimma halonevum)。青いホヤが並ぶカラフルな岩礁の中に佇んでいました。

シリウスベニハゼは、青いホヤが並ぶカラフルな岩礁の中に佇んでいました。

青いホヤや付着生物が並ぶ岩礁の上に佇むタテジマヘビギンポ1個体。細長い体に赤いラインが走り、大きな黄色い目が印象的。周囲には青や緑のホヤが広がる。
タテジマヘビギンポ(Helcogramma striata)。青いホヤの前でこちらを見ていました。

タテジマヘビギンポも青いホヤの前でこちらを見ています。こういうカラフルな背景に小さな魚が収まっているシーン、好きです。

薄緑色のイソギンチャクの触手が広がる中から顔を出すカクレクマノミ1個体。オレンジの体に白い帯と黒いふちどりが鮮やかで、丸い黒い目がこちらを見つめている。
カクレクマノミ(Amphiprion ocellaris)。イソギンチャクの触手の中からこちらを見ていました。みんな大好きニモです。

カクレクマノミにも会えました。みんな大好きニモです。イソギンチャクの触手の中からこちらを見つめる姿は、何度見ても飽きません。

岩礁の隙間から顔を出すメガネスズメダイの幼魚1個体。オレンジ・黄色の体に目の周りの青いリングが目立ち、頭部に黒いラインが走る。
メガネスズメダイ(Pomacentrus bankanensis)の幼魚。目の周りの青いリングが名前の由来です。¥

最後はメガネスズメダイの幼魚。目の周りの青いリングが名前の由来で、幼魚の時期だけに見られる鮮やかな配色です。

これでトランベンでのすべてのダイビングが終わりました。

Mimpi Resortをチェックアウト、サヌールへ

青空の下、ブーゲンビリアが咲く茅葺き屋根の建物の前に白いバンが停まり、人々が荷物を積み込んでいる。トランベンのMimpi Resortのチェックアウトの場面。
2本のダイビングを終えて、Mimpi Resortをチェックアウト。次の目的地サヌールへ向かいます。

器材を片付けて、Mimpi Resortをチェックアウトしました。ブーゲンビリアが咲く茅葺き屋根の前で荷物を積み込んで、次の目的地サヌールへ出発です。

道中ランチと棚田の景色

バリ島の道沿いにある地元の食堂。ガラスケースにバビグリンなどの料理が並び、スタッフの女性が立っている。屋根付きのオープンな造りで、奥に緑が見える。
サヌールへ向かう途中、このあたりで人気の地元食堂に立ち寄りました。

サヌールへ向かう途中、このあたりで人気だという地元の食堂に立ち寄りました。

籠に敷かれた紙の上に盛られたバビグリン。白いご飯の上に豚肉や香辛料を使ったおかず、サンバルが並ぶ。
注文したのはバビグリン。ご飯の上に豚肉や様々なおかずが乗った、バリ島の定番料理です。

注文したのはバビグリン。ご飯の上に豚肉や様々なおかずが乗った、バリ島の定番料理です。

バリ島の緑の棚田が広がる丘陵の景色。手前から奥へと段々に広がる田んぼの先に山のシルエットがそびえ、青空に白い雲が浮かぶ。
サヌールへ向かう途中、景色のよい場所で車を止めてもらいました。緑の棚田が広がる、バリ島らしい眺めでした。

食事のあとも車を走らせていると、景色のよい場所で止めてもらいました。緑の棚田が段々に広がり、奥に山のシルエットが見える、バリ島らしい眺めでした。こういう景色に出会えると、移動も楽しくなります。

サヌール到着、そして牛角へ

サヌールのICON BALIショッピングモール内部。吹き抜けの多層フロアにエスカレーターが走り、OPTIK MELAWAIやPEPPER LUNCHなど様々な店舗が並ぶ。
サヌール到着。今回のバリ島ダイビングの最終目的地です。まずはICON BALIへ立ち寄りました。

サヌールに到着して、まずICON BALIへ立ち寄りました。大型のショッピングモールで、トランベンの素朴な雰囲気とはまったく違います。サヌールは都会です。

サヌールのショッピングモール内の牛角。テーブルに焼肉用の網と数種類の肉が並び、窓の外にはサヌールの海が見える。ビールのジョッキも置かれている。
ICON BALIの牛角で焼肉。窓の外にサヌールの海が広がる最高のロケーションです。去年オープンした時はとても美味しかったのですが、1年でお肉の質がずいぶん変わってしまったのは残念でした。

この日の夕食は、ICON BALIの中にある牛角で焼肉にしました。窓の外にサヌールの海が広がる最高のロケーションです。実はこれが今回のサヌール入りの楽しみの一つでした。

去年オープンしたばかりの時はとても美味しかったのです。

が、1年でお肉の質がずいぶん変わってしまっていたのは残念でした。

翌日はサヌールで3本のダイビングを予定しています。

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