トランベン最後の朝
気づけば、トランベンでの最終日になっていました。

朝早く外に出ると、紫の花と石の装飾柱の向こうに水平線が広がっていました。この日もいい天気です。

ホテルのプールをのぞくと、空と木々が水面に映り込んでいました。人もいない、静かな朝です。この景色を見るのも、今日が最後かなと思いながらしばらく眺めていました。
1本目 動きの速い魚たちを追う
この日のメインターゲットは、動きの速い魚たちです。トランベンの最後に、少し難しい撮影に挑んでみることにしました。

まず出会ったのはツースポットバスレットのメス。紫とオレンジと黄色が混じり合う、華やかな色合いの魚です。

オオテンハナゴイも近くにいました。ピンクとオレンジのグラデーションが美しい魚で、とても好きな種類です。

スミレナガハナダイのオスも撮れました。側面の白い大きな斑紋が特徴的で、黒背景に映えます。
ただ、この日に狙った魚たちは、どれも動きが速くてなかなか思うようにいきませんでした。まだ満足できる写真には仕上がっていないのが正直なところです。次の機会に必ずリベンジしたいと思っています。
2本目 トランベン最後のダイビング

[写真:240617_Bali-15]
2本目です。
ビーチは黒い玉砂利と青い海、それにこの青空。
ほんといい天気でした。ただ、この黒い玉砂利が曲者で、素足で歩くと足ツボマッサージのように激痛です。
2本目もマクロで攻めます。

岩の隙間にすっぽり収まったベンケイハゼが、じっとこちらを見ていました。

サンゴの隙間からは、ホテイベニハゼがひょっこり顔を出していました。

オイランヨウジも見つけました。黒と白の縞模様の細長い体の先に、赤い旗のような尾びれ。独特の姿をしているヨウジウオの仲間です。

ピンクのソフトコーラルの中では、ヤマブキスズメダイの幼魚が群れていました。黄色いひれとピンクの背景、この色の組み合わせがたまりません。

砂地の上をふわりと泳ぐハタタテハゼにも出会いました。この魚も動きが速くて、思うように撮れない魚の一つです。リベンジリストに追加です。

Neoglyphidodon crossiの幼魚も出てきました。オレンジの体に青いライン、存在感のある幼魚です。現在標準和名はありません。

青いホヤの開口部の中をのぞくと、ホヤカクレエビが住んでいました。丸い開口部が額縁のように広がる、不思議な構図になりました。

シリウスベニハゼは、青いホヤが並ぶカラフルな岩礁の中に佇んでいました。

タテジマヘビギンポも青いホヤの前でこちらを見ています。こういうカラフルな背景に小さな魚が収まっているシーン、好きです。

カクレクマノミにも会えました。みんな大好きニモです。イソギンチャクの触手の中からこちらを見つめる姿は、何度見ても飽きません。

最後はメガネスズメダイの幼魚。目の周りの青いリングが名前の由来で、幼魚の時期だけに見られる鮮やかな配色です。
これでトランベンでのすべてのダイビングが終わりました。
Mimpi Resortをチェックアウト、サヌールへ

器材を片付けて、Mimpi Resortをチェックアウトしました。ブーゲンビリアが咲く茅葺き屋根の前で荷物を積み込んで、次の目的地サヌールへ出発です。
道中ランチと棚田の景色

サヌールへ向かう途中、このあたりで人気だという地元の食堂に立ち寄りました。

注文したのはバビグリン。ご飯の上に豚肉や様々なおかずが乗った、バリ島の定番料理です。

食事のあとも車を走らせていると、景色のよい場所で止めてもらいました。緑の棚田が段々に広がり、奥に山のシルエットが見える、バリ島らしい眺めでした。こういう景色に出会えると、移動も楽しくなります。
サヌール到着、そして牛角へ

サヌールに到着して、まずICON BALIへ立ち寄りました。大型のショッピングモールで、トランベンの素朴な雰囲気とはまったく違います。サヌールは都会です。

この日の夕食は、ICON BALIの中にある牛角で焼肉にしました。窓の外にサヌールの海が広がる最高のロケーションです。実はこれが今回のサヌール入りの楽しみの一つでした。
去年オープンしたばかりの時はとても美味しかったのです。
が、1年でお肉の質がずいぶん変わってしまっていたのは残念でした。
翌日はサヌールで3本のダイビングを予定しています。

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