サメサン沖のダイビング2:ソニーのコンデジRX100Vで水中撮影

タイ東部:ラヨーン、パタヤ、サメサンとチャーン島など
アオゾラウミウシ。サメサンのハーディープハーディープ

2日目です。

この日のマーメード・ダイブセンターは、日本人だけの貸し切りでした。

サメサン沖で桟橋から一番遠くになる、ヒン・チャラームでダイビングする企画でした。

1本目:いつもの沈没船ハーディープ

この日はいつものバディさんとガイドさんの3人のみ。

いつも気を使っていただきありがとうございます。

ガイドさんは、初めてお会いしたタイ人のベースさん。

エントリーして、ブイロープから潜航。

そこにつくと、早速トーチ片手にマクロネタを探してくれました。

アオゾラウミウシ

アオゾラウミウシ。サメサンのハーディープハーディープ

なんて綺麗な名前!名前負けしない美しさです。

ブチウミウシ

前日、あれだけ探しても見つからなかったウミウシがみつかります。

安定の豆大福のブチウミウシ。青い海綿をボリボリと食べています。

セスジミノウミウシ

もっといい角度で撮影したく、粘りたかったのですが、エアの残圧が少なく、横からのショットだけ。

2・3本 ヒン・チャラーム

ここはソフトコーラルと魚群が多い、どちらかといとワイドのポイント。

しかし、ウミトサカの群生している側には、波と風の影響でいけず。

風裏になる側でのダイビングでした。

この岩でできた、小島。

タイの海軍の砲撃目標になっていたので、海底に砲弾が放置されています

ウミウシ(正体不明):Hypselodoris Tyroneか?Hypselodoris Pulchellaか?

独りかな?と思ったら、後ろの方からもう一匹。

合体なのか?

豆大福のブチウミウシ祭り

ある場所に、ブチウミウシが集合していました。

こちらは独身ブチ

カップルのブチ

産卵おわったママブチ

小さな子供二人を連れたファミリー・ブチ

みんな仲良く、青い海綿を食べていました。

群れも、ウミトサカも写真を撮らなかったヒン・チャラーム。

それでも、いろんなブチがみれて大満足です。

特別企画じゃなくても、海況が許せば普通に行ってほしいなぁ・・・。と、思います。

サメサン沖のダイビング2日で6本、無事に終了です。

お家に帰る前にパタヤによって

HOPSで乾杯

久しぶりに生ハムとチーズ、そしておいしいピザ。

楽しい週末でした。

感想:RX100Vで2日間のダイビング

全般的な感想

コンデジですが、1インチセンサーで2000万画素あり、また操作性に関してストロボを使ったマニュアル撮影もしやすいです。

今回、主にマクロになってしまいましたが、NauticamのワイコンWWL-CをつけRX100Vはかなり優秀です。今回ワイドは動画メインで撮影しておりますので、後日アップします。

マクロもの撮影

クローズアップレンズCMC-2をつけて、ズーム端にして撮影しました。

10㎜ぐらいのウミウシであれば、トリミングしなくてもよい大きさまで寄れます。

ただ、ファインダーがなく、背面ディスプレーだけでピントあわせするので、ピントの山はつかみにく。ただ、慣れていけば、当たってくる感じです。このあたりは慣れですね。

ただ、距離が詰めれないと、大きく撮影できません。

こうなると、スズメダイの幼魚のような被写体は無理です。

クローズアップレンズ無しでもズームで70㎜あります。ギンガハゼなどは射程距離に入れられると思います。

良いところ

ウエットレンズ2種類を付けておけば、大体のシーンは撮影できると思います。

ワイドにしようか?マクロにしようか?って時には守備範囲が広いこのセットは大活躍です。

そして、フルサイズやAPS-C,マイクロフォーサーズに比べても圧倒的に小さい。

上記の写真の部品でワイドからマクロまで一通り撮影可能です。

フルサイズのハウジング、ポート、アクセサリー。マクロポートは写真に含まれておりません。

カメラ本体やレンズを入れた大きさ、重量にしても小さいです。

ハウジングやレンズポートを考えたら、ものすごく小さく感じます。

アクセサリーの部品点数が少ないです。

フルサイズのカメラで水中のワイドからマクロ撮影しようと思ったら、大きめのスーツケースの7割が撮影機材で埋まります。

この小ささは正義です!

悪いところ

バッテリーの持ちが悪い。

サイズを小さくしたコンデジなので、バッテリーのサイズが小さくなります。

そうすると必然的に容量も少なめ。水中では背面デイスプレーを表示しておく時間も長い。

そして、外部ストロボのトリガーの為に本体側のストロボを発行させます。

オリンパスのように、本体側のストロボ発光量を、信号として最低の発光量に絞るようなRCモードがありません。

発光量を最低にしても1ダイブはもっても2ダイブは持たないぐらいです。

これは予備バッテリーをもって1ダイブ毎にバッテリー交換するしかありません。

バッテリー自体は軽くて小さいのでそれほど苦にはなりませんが。

そして

当たり前ですが、フルサイズには画質でかなわない。なにを優先するかです!

あたりまえです・・・

RX100を使い込めば、かなり良い写真が撮れると思います。

が、コンデジです。フルサイズの画質や、立体感がだせるわけはありません。

ただ、水中でレンズ交換して守備範囲が広く撮影できます。

持ち運びもラク。

どこに優先順位を置くか?

そのあたり、割り切ればかなり良い水中カメラのセットだと思います。

今日の夜から、トラートに移動します。

土日でチャーン島のダイビング。

カメラはどうしようか?毎回悩みます。

ではでは

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