ダイビング船のうえで、本格的なクイティオ・ルア。冷えた体に美味しいスープがしみわたりました。Dive Report Samaesan. Koh Rang Nok & Koh Rong Nan 

タイ東部:ラヨーン、パタヤ、サメサンとチャーン島など

前回の更新から日が経ってしまいました。

先週、4連休があり、いつものサメサンで日帰り合宿ダイビング4日間を決行しておりました。

ではでは8月7日のダイビングの続きです。

Koh Rang Nok (Dive#772)

Rang Nok島ですが、普通の岩礁です。

直訳すると、「鳥の巣の島」。

たしかに、海鳥が多い岩です。

普通は西からの風がきついときに、この岩礁の東側で潜るところです。

マクロ撮影好きダイバーは西側で潜ります。

西側の特徴は流れ。

なんでか、流れている日が多いです。そのため、底は目の粗い砂と石が多い所になります。

ここでよくみられるウミウシが、こちらです。

フウセンミノウミウシ Pruvotfolia rhodopos 

ウミウシを上からみると、まるで人形のようです。

横から見ると、こんな姿をしております。

サメサン沖では、このダイブサイト以外で見かけることは、とても稀です。

ホシゾラウミウシ Hypselodoris infucata

このウミウシもこのダイブサイトで良く見かけます。

赤い触覚とお尻のスカートがきれいです。

ハスイロウミウシ Goniobranchus preciosus

このウミウシは、今のシーズン、サメサン沖のどこのダイブサイトでも、よく見かけます。

白のボディに紫と黄色のライン、そして、紫の角とお尻のスカート。

シンプルで、清々しい模様です。

ヒドロ虫

サメサン沖のどのポイントでも見ることができます。

梅の花のような虫?

Wikipediaには刺胞動物門ヒドロ虫綱動物と書いてあります。

動物・・・

このヒドロ虫に擬態したウミウシもいますが、今回は、花、そのなも、ヒドロ花だけをとってみました。

Koh Rong Nang(Dive#773)

サメサンで一番のマクロポイントのロンナン島です。

前述のRang Nok島のすぐ隣のダイブサイトになります。

ちょっとしか離れていないのに、別世界が広がります。

ここは、紅色のハゼ撮影の絶好のポイントです。

オレンジリーフ・ゴビー Priolepis nuchifasciata 

オレンジ・リーフゴビーのアパートのような岩があります。

僕のお気に入りは3匹ほどいて、毎回、3匹に挨拶にいくのが日課となっております。

違う子の部屋に行ってみます。

全身を出してくれていました。

手前のボケているのは、小さなウツボ。

Snake Moray Eelです。

ジャンズ・パイプフィッシュ dunckerocampus janssi

暗い岩の影でニョロっとしている、鮮やかな魚。ヨウジウオの仲間です。

明るい光が嫌いですので、写真撮影が難しいです。

この子の、幼魚を撮影したいなぁ。

次回からのターゲットです。

クラカトアウミウシ Hypselodoris krakatoa

このウミウシ。最近増えてきました。

よく見ると、色々な色がちりばめられていて、きれいな子です。

フィディアナ・ミリタリス Phidiana militaris

サメサン沖のウミウシの中でも代表選手的存在のウミウシです。

赤と黄色がかっこいい!

今回はスヌート照明で光を当てて、撮影しています。

このロンナン島のダイブサイトですが、マクロ岩は水深18‐16mに位置しております。

ちょっと深いので、後半は浅場へ移動します。

最近、僕が夢中になっているお魚がいます。

イトマンクロユリハゼ Ptereleotris microlepis

別に珍しい魚ではありません。

サメサン沖のダイブサイトのどこでも、大体見ることができます。

でも、撮影するのが難しいのです。ハゼなのに、着底しない!ずっと泳ぎ続けています。

なので、撮影が難しい。

背中のヒレが、多分綺麗なのです。

しかし、なかなかヒレを広げてくれないのです。

そうなると、もう、ヒレを広げてくれるまで、追い求めたくなるのです。

しかし、今回もヒレは閉じたまま。

カップルか?それともケンカか?

二匹の魚が絡むシーンが多く、なにか面白いシーンが撮影できるかも?と期待しましたが、なにもおこらず・・・

これからもこの魚を観察していこうと思います。

ブチウミウシ  Jorunna funebris 

浅場で、青いスポンジをモリモリとたべていました。

4㎝ぐらいの大きな「豆大福ちゃん」でした。

ダイビングを終えての感想

今回も楽しかったです。

こんな時期なので、ダイバーさんは少数。

この日は、Drink Master Teamだけの貸し切り状態。

ランチは船の上で食べるクイティオ・ルア(ルアは船の意味)

スタッフのエーさん。

人数が少ない時にしかできないと!気合いれてランチを作ってくれました。

麵の種類を選ぶと、横のお鍋でさっと茹でて、メインの具材を載せてくれます。

ネギや、干しエビ、唐辛子、ライムなどはお好みで載せます。

この日は、バミーの他に、クイティオを二種類別々にお替り!

水温が29℃にはいり、マクロ撮影ダイブ後は体が冷え切っています。

美味しいスープで体が温まりました。

コロナでダイバーさんが少ない。

逆に、ワガママなダイビングができてしまうし、ランチも美味しく楽しい。

何度載っても楽しい船、The Shark。

ありがとう

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