前回の更新から日が経ってしまいました。
先週、4連休があり、いつものサメサンで日帰り合宿ダイビング4日間を決行しておりました。
ではでは8月7日のダイビングの続きです。
Koh Rang Nok (Dive#772)
Rang Nok島ですが、普通の岩礁です。
直訳すると、「鳥の巣の島」。
たしかに、海鳥が多い岩です。
普通は西からの風がきついときに、この岩礁の東側で潜るところです。
マクロ撮影好きダイバーは西側で潜ります。
![](https://i0.wp.com/nabejizo.me/wp-content/uploads/2021/08/GOPR0319-1.jpg?resize=1256%2C942&ssl=1)
西側の特徴は流れ。
なんでか、流れている日が多いです。そのため、底は目の粗い砂と石が多い所になります。
ここでよくみられるウミウシが、こちらです。
フウセンミノウミウシ Pruvotfolia rhodopos
![](https://i0.wp.com/nabejizo.me/wp-content/uploads/2021/08/F1_6240-強化-1.jpg?resize=1256%2C837&ssl=1)
ウミウシを上からみると、まるで人形のようです。
横から見ると、こんな姿をしております。
![](https://i0.wp.com/nabejizo.me/wp-content/uploads/2021/08/F1_6247.jpg?resize=1256%2C837&ssl=1)
サメサン沖では、このダイブサイト以外で見かけることは、とても稀です。
ホシゾラウミウシ Hypselodoris infucata
このウミウシもこのダイブサイトで良く見かけます。
![](https://i0.wp.com/nabejizo.me/wp-content/uploads/2021/08/F1_6219.jpg?resize=1256%2C837&ssl=1)
赤い触覚とお尻のスカートがきれいです。
ハスイロウミウシ Goniobranchus preciosus
![](https://i0.wp.com/nabejizo.me/wp-content/uploads/2021/08/F1_6270.jpg?resize=1256%2C837&ssl=1)
このウミウシは、今のシーズン、サメサン沖のどこのダイブサイトでも、よく見かけます。
白のボディに紫と黄色のライン、そして、紫の角とお尻のスカート。
シンプルで、清々しい模様です。
ヒドロ虫
![](https://i0.wp.com/nabejizo.me/wp-content/uploads/2021/08/F1_6220.jpg?resize=1256%2C837&ssl=1)
サメサン沖のどのポイントでも見ることができます。
梅の花のような虫?
Wikipediaには刺胞動物門ヒドロ虫綱の動物と書いてあります。
動物・・・
このヒドロ虫に擬態したウミウシもいますが、今回は、花、そのなも、ヒドロ花だけをとってみました。
Koh Rong Nang(Dive#773)
サメサンで一番のマクロポイントのロンナン島です。
前述のRang Nok島のすぐ隣のダイブサイトになります。
![](https://i0.wp.com/nabejizo.me/wp-content/uploads/2021/08/DSC00080.jpg?resize=1256%2C837&ssl=1)
ちょっとしか離れていないのに、別世界が広がります。
ここは、紅色のハゼ撮影の絶好のポイントです。
オレンジリーフ・ゴビー Priolepis nuchifasciata
オレンジ・リーフゴビーのアパートのような岩があります。
僕のお気に入りは3匹ほどいて、毎回、3匹に挨拶にいくのが日課となっております。
![](https://i0.wp.com/nabejizo.me/wp-content/uploads/2021/08/F1_6296-1.jpg?resize=1256%2C837&ssl=1)
違う子の部屋に行ってみます。
![](https://i0.wp.com/nabejizo.me/wp-content/uploads/2021/08/F1_6340-1.jpg?resize=1256%2C837&ssl=1)
全身を出してくれていました。
手前のボケているのは、小さなウツボ。
Snake Moray Eelです。
ジャンズ・パイプフィッシュ dunckerocampus janssi
![](https://i0.wp.com/nabejizo.me/wp-content/uploads/2021/08/F1_6300-1.jpg?resize=1256%2C837&ssl=1)
暗い岩の影でニョロっとしている、鮮やかな魚。ヨウジウオの仲間です。
明るい光が嫌いですので、写真撮影が難しいです。
この子の、幼魚を撮影したいなぁ。
次回からのターゲットです。
クラカトアウミウシ Hypselodoris krakatoa
![](https://i0.wp.com/nabejizo.me/wp-content/uploads/2021/08/F1_6263-1.jpg?resize=1256%2C837&ssl=1)
このウミウシ。最近増えてきました。
よく見ると、色々な色がちりばめられていて、きれいな子です。
フィディアナ・ミリタリス Phidiana militaris
![](https://i0.wp.com/nabejizo.me/wp-content/uploads/2021/08/F1_6353-1.jpg?resize=1256%2C837&ssl=1)
サメサン沖のウミウシの中でも代表選手的存在のウミウシです。
赤と黄色がかっこいい!
今回はスヌート照明で光を当てて、撮影しています。
このロンナン島のダイブサイトですが、マクロ岩は水深18‐16mに位置しております。
ちょっと深いので、後半は浅場へ移動します。
最近、僕が夢中になっているお魚がいます。
イトマンクロユリハゼ Ptereleotris microlepis
別に珍しい魚ではありません。
サメサン沖のダイブサイトのどこでも、大体見ることができます。
![](https://i0.wp.com/nabejizo.me/wp-content/uploads/2021/08/F1_6404-1.jpg?resize=1256%2C837&ssl=1)
でも、撮影するのが難しいのです。ハゼなのに、着底しない!ずっと泳ぎ続けています。
なので、撮影が難しい。
背中のヒレが、多分綺麗なのです。
しかし、なかなかヒレを広げてくれないのです。
そうなると、もう、ヒレを広げてくれるまで、追い求めたくなるのです。
しかし、今回もヒレは閉じたまま。
カップルか?それともケンカか?
二匹の魚が絡むシーンが多く、なにか面白いシーンが撮影できるかも?と期待しましたが、なにもおこらず・・・
これからもこの魚を観察していこうと思います。
ブチウミウシ Jorunna funebris
![](https://i0.wp.com/nabejizo.me/wp-content/uploads/2021/08/F1_6409-1.jpg?resize=1256%2C837&ssl=1)
浅場で、青いスポンジをモリモリとたべていました。
4㎝ぐらいの大きな「豆大福ちゃん」でした。
ダイビングを終えての感想
今回も楽しかったです。
こんな時期なので、ダイバーさんは少数。
この日は、Drink Master Teamだけの貸し切り状態。
![](https://i0.wp.com/nabejizo.me/wp-content/uploads/2021/08/DSC00085-1.jpg?resize=1256%2C837&ssl=1)
ランチは船の上で食べるクイティオ・ルア(ルアは船の意味)
スタッフのエーさん。
人数が少ない時にしかできないと!気合いれてランチを作ってくれました。
![](https://i0.wp.com/nabejizo.me/wp-content/uploads/2021/08/DSC00071-1.jpg?resize=1256%2C837&ssl=1)
麵の種類を選ぶと、横のお鍋でさっと茹でて、メインの具材を載せてくれます。
![](https://i0.wp.com/nabejizo.me/wp-content/uploads/2021/08/DSC00076-1.jpg?resize=1256%2C837&ssl=1)
ネギや、干しエビ、唐辛子、ライムなどはお好みで載せます。
![](https://i0.wp.com/nabejizo.me/wp-content/uploads/2021/08/DSC00078-1.jpg?resize=1256%2C837&ssl=1)
この日は、バミーの他に、クイティオを二種類別々にお替り!
水温が29℃にはいり、マクロ撮影ダイブ後は体が冷え切っています。
美味しいスープで体が温まりました。
コロナでダイバーさんが少ない。
逆に、ワガママなダイビングができてしまうし、ランチも美味しく楽しい。
何度載っても楽しい船、The Shark。
ありがとう
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