ダイバーの人気No1.のカメラ、オリンパスTG6。そして、ソニーのフラッグシップ機のα1を持って、サメサン沖の水中撮影。

タイ東部:ラヨーン、パタヤ、サメサンとチャーン島など

2023年2月4日のダイビングのお話です。

今回の潜水艦はオリンパスのTG6とSonyのα1の2台

場所はサメサン沖、船はホオジロザメ号でのダイビング。

この日は2台のカメラを持っていきました。

前日の夜。

いろんなクローズアップレンズのトライ。

TGにするか?α1にするか?

悩みぬいて、出した結果は両方持っていく!

TG6ですが、本体についているズームレンズはフルサイズ換算で25mm-100mm

画素数が1200万画素。

α1はフルサイズセンサー搭載のミラーレスになります。

画素数は5010万画素。今回はソニー純正の90mmマクロレンズを付けています。

ポイント毎にどっちかのカメラを持って潜ることにしました。

TG6につけた主な機材です。

ハウジング:ノーチカム

他のカメラで使っているアクセサリー類、特にレンズが流用できるため、ほかのカメラと同様にノーチカムを選んでおります。

ストロボ:AOI UCS-Q1-WHT

今回、初めて使うAOIのストロボ「AOI UCS-Q1-WHT」を使いました。

レンズ:クローズアップとフィッシュアイ。

ハウジングの外側に付けたり、外したりできるレンズを使っております。ノーチカムの魚眼レンズ、そしてマクロ向けのクローズアップレンズ1種を使いました。

1本目:サメサン沖のハイライト、沈没船のハーディープ

サメサン沖で、ワイドが楽しいところはハーディープとヒン・サンチャラームです。

沈没船を絡めた風景、そしてマスコットのカメ、そしてダイバーが鯉のぼりになる安全停止がワイド向けの被写体です。

マクロは、ウミウシやエビなど。

この1本目はTG6を持って潜りました。

水中の写真です。

エントリーして、ブイロープがある倒れたマスト付近でしばらくテスト。

ストロボがうまくいかない・・・・1灯しか光らない。

なぜ?

前回のダイビングで正解を見つけたと思ったのに。

原因は前回と不具合と同じようで、カメラ側ストロボの光量不足のようでした。

無事に問題解決!

そして、ウミウシ発見。

コリフェリナ・オウロラ Coryphellina aurora

学名が付いたのが2022年。標準和名は???

ランソンミノウミウシ Aeolidiopsis ransoni 

ハーディープといえば、このウミウシです。

擬態がうますぎ!

今回、日本人ダイバーさんでTGをお持ちの方が多かったのですが、「ガイドさんは、指さしているけど、何だかわからなかった!」とコメントを頂いております。

ゼンチュウウミウシ Lomanotus vermiformis

ギンポちゃん

珊瑚の穴から、頭だけだして、キョロキョロ。

かわいいです。

以上、ハーディープのマクロ写真でした。

あたらしい道具を使うと、慣れるまでに時間がかかりますね。

ウミウシの写真はすべて、ノーチカムのクローズアップレンズのCMC-1をつけて撮影しています。

ダイバー鯉のぼり

サメサン名物のダイバー鯉のぼり。

ノーチカムのコンデジ用の魚眼レンズをつけて撮影しております。

Wet Wide Lens for Compact Cameras (WWL-C) ~130 Deg. FOV with Compatible 24mm Lenses
The next evolution of the WWL-1 is here! As the versatility and capability of compact cameras increases, Nauticam has de...

ガチの15ミリの魚眼レンズと比べると、画角はすこし狭いです。

でも、これぐらいで撮れれば、ほとんどのシーンをカバーできると思います。

2本目:TG6でサメサン沖で一番のポイント、ヒン・サンチャラームへ!

ハーディープの後にヒン・サンチャラーム!

ダイブサイトを出し惜しみしない、このダイビング船が好き!

このポイントはいろんなシーンが選べます。最深部で20mを超えますが、5m~20ⅿまで、いろいろなシーンを見る事ができるのです。魚群もまわってくるし、珊瑚も綺麗なところです。

また、TG6を持って潜りました。

ここであえた生物です。

フジナミウミウシ Goniobranchus fidelis

写真撮影にはちょうどいい2㎝ぐらいの子でした。

綺麗です。

Coryphellina aurora コリフェリナ・オウロラ

ハーディープでも見ています。このウミウシはサメサン沖のどのダイブサイトでも会えます。

黒いイボヤギミノウミウシ Phestilla melanobrachia

真黒です。頭が隠れてしまっているので、ウミウシに見えませんね。

ブドウみたい。

イボヤギを餌にしていますが、このイボヤギの色で、このウミウシの色も変わります。

ニセハクセンミノウミウシ Cratena sp

サメサン沖で安定して見ることができるウミウシです。

が、ここ数か月会えていませんでした。オレンジの目がかっこいい!

また、背景が珊瑚?ヒドロ虫?綺麗なところにいてくれました。

ヒブサミノウミウシ Caloria indica 

このウミウシも久しぶりです。

上のニセハクセンミノウミウシの横10センチぐらいのところにいました。

これも綺麗です。

ワイドの写真は?-マクロに夢中でワイドの写真は撮る時間がありませんでした…。

3本目:再び、ヒン・サンチャラーム Sony のフラッグシップのα1

2本目に引き続き、3本目もヒン・サンチャラーム。

コンデイションが良いので、3本目もおなじところ。

今回、写真をゆっくりと撮る人が多かったのですが、ちょど2本もぐって、このポイント1週をしたことになります。

写真撮る人でチームを作っているので、急ぐ必要もないのです。

僕はカメラをα1に変えて、マクロ1本に集中します。

サメサン沖のマスコット、オレンジ・リーフゴビー

岩のオーバーハングしたところや、小さな穴のなかなど、暗いところが好きなハゼです。

ここにもいっぱいいましたが、長く伸びたヒレがまっすぐな子と会えました。

ピンっと立ったヒレが綺麗です。

こういう被写体とるなら、絶対にミラーレスが有利です。

TG6ではかなり難しい。

バルタン星人:オシャレカクレエビ

これも暗がりが好きなエビです。

腕の関節。青と赤の部位があります

オレンジ色のイボヤギミノウミウシ Phestilla melanobrachia

この日一番のレアなウミウシです。

このウミウシ、この海域で見られるのは黒ばかり。

オレンジはいないんだろう、と思っていたら、1匹だけこんにちは!

嬉しかった!

ジボガミノウミウシ Phestilla lugubris

この日は、イボヤギウミウシ属のウミウシをが多い!

この子もレアな子だと思います。

初めて見ました。

写真とるのが、とても難しかった!

スザクサラサエビ Rhynchocinetes durbanensis

久しぶりに会いました。

四角い瞳がチャーミングです。

ソフトコーラルとオニオコゼ(オニカサゴかも)

感想!

新しいAOIのストロボは、まだまだ使い込む必要がありますね。

この小ささでLED ライトが付いているのは、とても良いです。

重量も軽い。

TG6は外付けレンズがあると、ワイドからマクロま撮影できる範囲がものすごく広くなりますね。

気になるのはバッテリーの持ち。

コンデジなので、バッテリーは小さいです。

α1は、やっぱりすごい!

マクロレンズをつけていても、小さなお魚を終えます。

ファインダーがめちゃくちゃ見やすい

フラッグシップなので、当たり前と言えば当たり前ですが。

TG6と新しいストロボは、しばらく使い込んでみます。

今日はここまでです。

明日はダイビング2日目のお話です。

ブログを読んでくれて、ありがとうございます。

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