2021年9月のダイビング。黒抜きのマクロ写真多めにしてみたサメサン沖

タイ東部:ラヨーン、パタヤ、サメサンとチャーン島など

題名をどれだけ変えても、サメサン沖のダイビングは変わりません。

先週末のダイビングの続きです。

日曜日。

この日の潜水艦はフルサイズ・ミラーレス

主力潜水艦のSony A7RIVにSony純正の90mmマクロレンズ。

ワイドレンズとポートも持っていきました。Sonyの28mmレンズにフィッシュアイコンバーター。

今ではかなり古いレンズです。

ワイドは結局出番無しでしたが、このレンズ、小さいポートと合わせて、全体的な量をかなり減らすことができます・・・・ワイドがメインになった時に、このお話を続けます。

日曜日もTukky Sea fun Diversの船でサメサン沖です。

自家製のお菓子と丁寧に入れてくれたコーヒーがおいしい!

こういうダイビング船、サメサンではこの船だけだと思います。

魚!

今回は生き物別で話を進めます。

まずは、ハゼです。

ギンガハゼ Yellow prawn-goby (Cryptocentrus cinctus)

浅いところにいるハゼ。

黄色の子。色がちょっと霞んでいます。

白黒の子。

 同じ構図・・・面白味がないな・・・・でも、正面から行くと、ここのハゼはすぐに引っ込んでしまう・・・。今後の課題です。

黄色の子の方が、海のなかで綺麗にみえるのか?人気があるようにおもえます。

でもこの白黒の子。

腹鰭(お腹のひれ)が真っ青な時があるのです。

青い星が黒の体に散らばっていると、まさしく銀河!とおもえます。

黄色と白黒の子が一緒の穴に住んでることもあります。

サメサンでは、まだお目にかかったことはありませんが、タオ島なら、よく見る風景です。

2色の子が一緒にいる素敵な出会いに期待したいです。

ジャンズ・パイプフィッシュ Jannss’ pipefish (Doryrhamphus janssi)

写真は上下を反転させています。

クリーナーパイプフィッシュと呼ばれていたりもします。

岩陰で、鮮やかな色が目立ちます。サメサン沖では普通に見ることができるお魚。

糸のようにほそーい、小さな子がかわいいです。

オレンジリーフゴビー Orange reef-goby (Priolepis nuchifasciate)

写真の子は、ロンナン島のマクロ岩で、毎回かならず挨拶する子です。

何度も撮影しているので、撮影なれしています。

黒抜きしよう!と思っていたら、ちゃんといい位置に出てきてくれました。

この子は、やっぱりいい子です。

BROWN SNAKEMORAY Uropterygius concolor

サメサン沖でウツボといえば、この細身でカワイイ子です。

ウミウシ!

サメサン沖のマクロはやっぱりウミウシ。

カベイロ・ルブロレティクラータ Kabeiro rubroreticulata

一時期、姿を消していましたが、沈没船とロンナン島で復活の兆しがあります。

クラカトアウミウシ Hypselodoris krakatoa 

2週間ぐらいまえから、大発生中です。

サメサン沖、どこでも簡単に見つけられました。

ホシゾラウミウシ Hypselodoris infucata

このウミウシも、最近のサメサン沖ではどこのダイブサイトでも見ることができます。

サガミイロウミウシ Hypselodoris cf. sagamiensis

こちらは、そろそろブームがおしまいかな?

ロンナン島のマクロ岩でこの時確認できたのはこの1匹だけでした。

ミュヤ・ロンギコルニス Myja longicornis

ヒドロ虫のお花畑の中に潜んでいるウミウシ。

ヒドロ虫にフォーカスが持って行かれて、撮影がとても難しい。

今回は、枝の先端にでてくれたので、頭の形がはっきりとれました。

細くて、長いウミウシ。クローズアップレンズを付けている事もあり、体の半分以上がボケて溶けてしまっています。まあ、これもファンタジーっぽいので、ヨシ!

コモンウミウシ Goniobranchus aureopurpureus

ガンガゼのスパイクの下にいました。

そこそこ大きいサイズのウミウシです。

ガンガゼが頑張ってくれていたので、周りの環境を入れて撮影しました。

ゴルゴニアンシュリンプ BANDED TOZEUMA SHRIMP(Periclimenes brevicarpalis)

ながーい、エビ。

撮影しようとすると、枝の向こう側に隠れてしまいます。

顔を正面から撮影したいんだけど、なかなか難しい・・・。

オシャレカクレエビ Emperor shrimp (Periclimenes platycheles)

岩の下の砂地にいる事が多い、バルタン星人。

沈没船では、ヒドロ虫や海綿にいたりします。

この日は、流れがあって綺麗に咲いたイボヤギ越しの穴に居てくれました。

モデル自体はバルタン星人な顔をしておりますが、絵になる場所にいてくれる。

総合的にかわいく思えるエビです。

未だ名前がわからないエビ・・・

君は誰だ?

ロンナン島のマクロ岩の割れ目に、家族で住んでいます。

住所は、はっきりしているのですが、彼らが何者なのか?

いまだ謎です。

この週末の感想

楽しいダイビングでした。

Tukky Seafun divingの船。ちょっと小さいけど、よかった。

パンやケーキ、本格的なドリップコーヒーを楽しませて頂きました。

平日、雨風が強い日もあったけど、土日にはすっかり落ち着きました。

いつも一緒に潜ってくれる、日本人のお嬢様達。

最近、ウミウシみつけるのが、ジ君達よりも上手くなってきました。

僕にとっては、一緒のチーム全員ガイドさんみたいなもの。

エアーも体力も使わず、探索は彼らに任せて撮影だけしてよう・・・

だんだんと、楽するほうに行っています。

今週末もサメサンでのダイビングを予定しています。

天気よ!晴れてくれ!

ではでは

Dive#819,811,812

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