ダイビングのお話です。
久しぶりにテックダイビングです。
今週末はスキルの認定でした。
なので、ちょっとタイのテックダイビングのお話です。
テックの認証団体はIANTD(僕の場合)
僕はタイでダイビングしておりますが、テックダイビングに関してはInternational Association of Nitrox and Technical Divers、略してIANTDという団体の認証を受けております。
あまり聞かない団体ですが、テックの世界では一番歴史がある認証団体ということです。
アメリカに本部がある団体ですが、タイ国内のテック団体としては、大きいと思います。
タイのテックダイビングの世界ではPADIとかSSIの認証は聞いたことがありません。
インストラクターが居ないのかな?
僕が今まで習得した認証は下記です。
Self-Sufficient Diver 独りでダイビングをするスキルです。友達がいないダイバーさんにおすすめです。
Open Water Sidemount Diver サイドマウントのハーネスやBCDを使うスキルです。
Advanced EANx Diver 減圧時間を短縮するために酸素50%のナイトロックス使って、水深40mまで潜ります。
Technical Wreck Diver 水深50mまでの閉鎖された沈没船の中に入ります。
そして、今回習得したのは下の二つです。
Advanced Recreational Trimix Plus Diver 酸素・窒素・ヘリウムの混合ガスを使って51mまで潜ります。
Technical Diver これで僕もテックダイバーを名乗れる?水深51mまで潜れます。
きっかけ!なぜテックに?
写真を撮る時に、特にマクロで独りで粘りたい!って時が多々あります。
で、たまに、ある程度の時間を独りで潜ることもありました。
ただ、やはり危険だなと。
そして、そんなダイビングを認めてくれるショップも多くは無いです。
なので、独りで潜る手段がないか?と。
そしたら、それがテックダイビングの承認するスキルであることがわかりました。
普段、ホームであるサメサンで一緒に潜っているダイブショップのDrink Masterのジ君はテックのインストラクターでもあることから、ジ君にお願いして、テックの扉を開きました。
テックダイビングってなに?どこからがテックダイビングなの?
たまに、知り合いに聞かれます。
明確な答えは、わかりません。
僕が勝手に思っているのは、減圧ダイビングかな?と思います。
普通のオープンウォーターとかアドバンスとかでも、DECOを出さないように!と言われますよね。
それに対して、DECO=減圧が前提のダイビングがテックの世界かな?と感じます。
深かったり、沈没船や水中の洞窟など閉鎖されたエリアに入る。
危険な世界を適切な知識と機材と訓練で、安全に楽しむのがテックダイビング。
あくまでも、僕の理解ですが、そんなんだと思います。
講習はどんな感じ? タイのIANTD
座学はテキストをあらかじめ読んでおきます。英語です。
酸素分圧とか色々めんどくさい内容が多いです。
計算も多いです。が、理論がわかれば、実際にはアプリ(4,000円ぐらい)とテック対応のダイコンがあれば大丈夫!です。
海洋実習は、やることいっぱいです。サイドマウントとかタンク4本とか普段のダイビングと機材が全然違うので結構大変です。
スナップボルトで固定されているタンクをつけたり、外したりで、指がつります。
目隠しした状態でタンクの取り付けとかもやります。
ダイビング前の準備とかもやることがいっぱいです。
色々なスキル認定受けて、どう?
楽しいです!自分の行動範囲が広がりますからね。
沈没船の中など、探検気分が盛り上がりまくりです。
チャーン島沖の沈没船や、サメサン沖のサラシン、パタヤ沖にも船内に入ることができる沈没船があります。
それと、安全に関する知識がかなり増えます。
色々なスキルは、サイドマウントなど新しい機材を使うために必要です。
このスキル認定なければ、実際に新しい機材を安全に使えないと思います。普通のBCDが、なんとなくどうにかなりそうですが、サイドマウントとかは習わないと使うのはほぼ無理です。
そういったスキルの講習でしか得ることができない事がほとんどです。
より実践的なスキル講習が多いので、お金を払う価値があると思います。
ん?そうじゃない!と思うこと。
テックダイビングですが、僕がやっているのはあくまでもレクレーション・ダイビングで趣味の範疇です。コマーシャルダイバーと誤解している方も多いのかな?って、感じることが多々あります。
あくまでも安全に楽しむダイビングです。あとヘリウムですが20%程度では声は変わりません!
1月21日、22日のダイビングの様子
昨日と今日、スキル講習で潜っていましたので、その時の様子です。
中国正月のサメサン。屋台が少なかったです。
船はいつものシャーク。
事前準備が多くて、結構大変です。
今回はボトムタンク(普通に使うタンク)がヘリウムが入ったトライミックスが2本。
DECOタンクで酸素50%のタンクが1本、酸素80%が1本と合計4本のタンクをぶら下げて潜りました。
土日で4本のダイビングでしたが、1本だけカメラを持って潜りました。
流れが強く、浮遊物もいっぱいでした。
ピカチューが好きなお花ですが、ピカチューはいませんでした。
サイドマウントでタンク4本だと、カメラは結構難しいと思いました。
今週も楽しいダイビングでした!
今日は、タイのテックダイビングについて僕の思っていることをダラダラと書いてみました。
最後までブログを読んでくれて、ありがとうございます。
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