冬のサメサン沖のウミウシ探し(2024年12月14日)

タイ東部:ラヨーン、パタヤ、サメサンとチャーン島など

先週末は地元チョンブリー県のサメサン沖でダイビングでした。

タイの寒期に月一回程度開催される「ウミウシ好きダイバー全員集合ダイビング」の第二回目。

サメサン島の西側のエリアで、冬になるとこのエリアで見られる珍しいウミウシをみんなで探す!というコンセプトの企画ダイビングです。

今回のブログでは前半の12月14日に撮影した写真を紹介します。

この日は厳しかった!

合計3本のダイビングでしたが、最初の2本で撮影できたウミウシはなんとゼロ!

ハゼとエビに慰めてもらいました。

サメサン沖には普通にハゼがいっぱいいます。

あまり注目されていませんが。

今度はハゼ企画ダイビングをしたい!ってぐらいに興味は持っております。

最近気になている子はこの子達。

クロオビハゼの仲間

そしてエビさん。同定は難しい・・・

エビの仲間もいっぱいいるのです。

しかも、絵になるようなところにいる場合が多い。

初めは見つけるのが難しいのですが、1度目が合うと、え!こんなにいたの!ってぐらい見つかります。

ドラマは3本目の残圧50を切ってから!

残圧50になって、試合終了か?と思ったら、トー君が「こっちこっち!」とアピールしてきます。

向かってみると!

きた!

ユビウミウシ属の仲間 Genus Bornella

ロンナン島で見られる個体とデザインが随分と違います。

サメサン島の西側はこの白ベースに赤ばかりです。

全長4センチ程度でした。

さっと撮影して、安全停止に入ろうかと思ったら、またまたトー君がアピール!

なんと!リペ島名物のあの子が!

タイのピカチュー。 カンナツノザヤウミウシ Thecacera sp. 1

サメサン沖でも稀に見ることができますが、サイズは2ミリ以下、1ミリもない子もいます。

ところが、今回会えた子は小指の爪ぐらいの大きな子でした。

リペ島でよく見ることができるサイズです。

もっとじっくりと撮影したかったのですが、空気の残りも少なく、パシパシっと撮影して安全停止に入りました。

撮影できたのは、可愛いおしり。

この日のダイビング終了間際の逆転2ランホームラン!でした。

この日は北からの風が吹く、タイの冬らいしいお天気。

水温は28℃。これくらいに水温が下がると、ウミウシは元気になるんですけどねぇ・・・。

海の中よりも、風にあたる船上の方が寒くて、エグジットしたばかりはガチガチと震えるほどでした。

ウインドブレーカーを持っていって、正解でした。

レアなウミウシを探す。

見つかる個体自体は多くは無い、と予想はしてました。

それでも、この日は渋かったです。

その分最後の最後でピカチューがより感動的なものになりました。

この日の海の状況ですが、普通の流れがあって、透明度は5m〜10m、鼻水のような浮遊物が吹雪のように待っているいつものサメサンでした。

次回は、翌日の12月15日のお話になります。

ではでは。

ブログを読んでくれてありがとうございました。

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