[Underwater: Log] 3月1日 サメサン:沈没船ハーディープ・ヒンサンチャラーム・ラックベイト 3DIVE記録

タイ東部:ラヨーン、パタヤ、サメサンとチャーン島など
今回は2026年3月1日、サメサン沖の水中撮影のご報告です。

2日連続ダイビングの2日目、そして3月のスタートです。 今日もホームのサメサンで潜ってきました。

サメサンのシンボルのお寺。青い空に赤い屋根が伸びている。
サメサンのシンボル的なお寺。ここに車をとめて、街に買い物に行きます。

朝のサメサンは、抜けるような青空が広がっていました。 桟橋近くのお寺も、強い日差しを浴びて白く輝いています。 この景色を見ると、タイの夏が本格的に始まったんだなと実感します。

船に乗る前、今日の朝ごはんを調達しました。 寄ったのは、こちらの唐揚げ屋さん。

サメサンの街の唐揚の屋台。大きな中華鍋で鶏の唐揚げを揚げている。
私がよく鶏の唐揚げを買う、屋台。大量の油で鳥をからりと揚げてくれます。

大きな鍋の中で、次々と鶏肉が揚がっていく香ばしい匂いが漂っています。 揚げたてを袋に入れてもらって準備完了です。

今日もいつもの「Great White Shark号」に乗って出発です。

サメサンのダイビング船の中で一番豪華な船、Great White Shark号。ダイビング機材が並べられ、青い海を航海している。遠くに島が見える。
昨日に引き続き、Great White Shark号でダイビングに出発。最高のお天気でした。

サイドにはダイビング機材がズラリと並び、準備は万端。 波を蹴立てて進む船の上は、本当に気持ちが良いものです。

本日のポイント:

  1. 沈没船ハーディープ (Hardeep)
  2. ヒンサンチャラーム (Hin San Chalam)
  3. ラックベイト (Luck Bait)

1本目:沈没船ハーディープで会えたウミウシたち

1本目は、サメサンを代表するポイント、沈没船ハーディープ。 巨大な船体が横たわるこの場所は、マクロ派にとっても魅力的な生き物の宝庫です。

サーシャコヤナギウミウシ
サーシャコヤナギウミウシ。ハーディープのマストのところで会えるウミウシです。
Coryphellina aurora。セスジミノウミウシにたウミウシ。紫やピンクが美しい。
同定が難しいですが、Coryphellina auroraかと思われます。紫やピンクのグラデーションが綺麗です。
ブチウミウシの子供
体調5みりもない、ブチウミウシ。

真っ白でふわふわしたウミウシや、繊細な造形のミノウミウシたち。 巨大な沈没船の影に隠れるように息づく、小さくも鮮やかな命たちとの出会いがあるから、沈没船ダイビングはやめられません。

エグジットの時、久しぶりに強烈な流れを味わえました。

2本目:ヒンサンチャラーム

次に向かったのは、サメサンエリアの中でも一番遠いポイントの一つ、ヒンサンチャラームです。

サメサンのダイブサイトとしては、一番南に位置するヒンサンチャラーム。小さな岩。
サメサン沖のダイビングサイトでは、一番南に位置している岩。海軍の砲撃のマト担っていた時期もあり、水中にはミサイルや砲弾が散らばっている。

ぽつんと海に浮かぶこの岩場は、かつてタイ海軍の砲撃練習の的にされていたという歴史があります。そのため、今でも水中には当時の砲弾やロケットが散乱しており、独特の雰囲気があります。 しかし、ひとたび潜れば、潮の流れが当たるところにはソフトコーラルが美しく群生しています。

Phestilla sp.
Phestilla sp.

そして、イソギンチャクの中にいた一匹のカクレクマノミ。

カクレクマノミ。元々、この海域には生息しておらず。放流された個体と思われる。
1人で可哀想なカクレクマノミ。元々、この海域には生息しておらず、放流された個体と思われます。1人ぽっちで寂しそうです。

実はこの魚、もともとタイ湾には生息していない種類なんです。 誰かが放流したのだと思われますが、本来の生息地ではない場所で、たった一人ぼっち。友達もいなさそうで、なんだかとても可哀想に見えてしまいました。

また、よく目を凝らすとガンガゼの隙間に小さなウツボ。

小さなウツボ。太さは子供の指程度の小さいウツボ
小さなウツボ。太さは子供の指程度の太さ。

子供の指くらいの小ささしかないウツボの赤ちゃん。つぶらな瞳が印象的でした。

船上のランチタイム

2本のダイビングを終えて、心地よい疲れとともに迎えるランチタイムです。

この日のランチ。左から鶏の唐揚げ、ちんげん菜、エビ、野菜と豆腐のスープが並んている。
この日のランチです。Great White Sharkはお食事も充実しています。
ランチ。さらに盛り付けたところ。
ランチです。

ランチを食べながら、次のポイントに向かいます。

夏の日差しがとても気持ちがいいです。

Great White shark号
夏の日差しを浴びるGreat White Shark号

3本目:ラックベイト。センジュイソギンチャクの森でエビ撮影

最後はラックベイトへ。ここはセンジュイソギンチャクが群生するポイントです。

アカホシカクレエビの仲間のエビ。センジュイソギンチャクの中で踊っていました。大きなエビと小さなエビの動きがシンクロしている。
アカホシカクレエビの仲間。2匹の動きがシンクロしています。

ゆらゆらと揺れるイソギンチャクの中に住むエビたちの撮影に、じっくりと時間をかけました。 透き通るような体に鮮やかな模様が入ったエビを、イソギンチャクの動きに合わせてファインダーに収めるのは大変ですが、バッチリ撮れた瞬間の手応えは格別です。

久しぶりに会えた子も。オレンジが綺麗なフジナミウミウシ。

フジナミウミウシ Goniobranchus fidelis。鮮やかなオレンジと白の模様がとても綺麗。エラは黒。珊瑚の上を移動している。 
フジナミウミウシ Goniobranchus fidelis 。たまに会えるウミウシ。オレンジがとても映えます。

正体不明な子も。

こちらの子は3年ぶりぐらいに会えた子です。

イボヤギミノウミウシ Phestilla melanobrachia
イボヤギミノウミウシ Phestilla
melanobrachia この日は全てのダイブサイトでこのウミウシと会えました。
イボヤギミノウミウシ Phestilla melanobrachia 2個体が確認できる。イボヤギを食べている。
イボヤギミノウミウシ Phestilla
melanobrachia。2個体がイボヤギを食べている。

2日間たっぷりとサメサンの海に浸かった週末。 揚げたての唐揚げから始まり、歴史を感じる沈没船や岩場、そして少し切ない出会いまで。いろいろな表情を見ることができた、充実した2日間でした。

ディンギーを牽引するGreat White Shark号。
この日も楽しい1日でした。

2週間ぶりのダイビング。とっても楽しかった!

バンコクから日帰りも可能なサメサン。濁っていて、流れも強い、何もいない!とも言われています。しかし、小さな生物探しはとっても面白いところです。

今回は一人で参加しましたが、船の上には友達もいたし、新しく友達になってくれた人もいました。今後ともサメサンはとても楽しみです。

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