久しぶりのサメサン沖ダイブ!α1 Mark IIで撮る水中マクロ三昧の1日

タイ東部:ラヨーン、パタヤ、サメサンとチャーン島など

久しぶりのダイビングでした。

最後に潜ったのは6月22日のタオ島。そこから約3週間も海から離れてしまっていました。

この間は、ブログにも書いているように、週末を使って弾丸旅行を楽しんでいました。

そして今回は、僕にとっては久しぶりの週末弾丸ダイビング

向かったのは、地元チョンブリー県のサメサン沖。

ダイブショップはいつものDrink Masterと愉快な仲間たち、そしてダイビングボートはThe Shark号です。

今回の撮影は、久々に本気装備を持ち出しました。

カメラはSony α1 Mark II、レンズはソニー純正の90mmマクロレンズ

5月・6月はRX100VIIやTG-7といったコンデジを使って、水中写真を軽やかに楽しんでいました。

小さくて操作も簡単、それでいてしっかり写る。「これで十分じゃない?」なんて思っていたこともありました。

でも今回、久しぶりにα1 Mark IIを水中に持ち込んで、ああ、やっぱりフルサイズだなと改めて実感しました。

現行ソニーのフラッグシップであるα1 Mark IIは、ファインダーが美しく、構えてシャッターを切るだけでワクワクします。

撮れた写真も圧倒的な情報量と立体感。さすがの描写力です。

もちろん、毎回この性能が必要というわけではないですが、体力が続く限りはこの主力潜水艦を使っていこうと思わせてくれました。

むしろ最近コンデジをしっかり使い込んだからこそ、このフルサイズ機の良さが改めてわかった気がします。

それでは、当日撮影した写真の紹介です。

ダイビング1本目は「ヒン・ムー」。日本語にすると「豚の岩」。

砂地の広がる地形で、生き物探しが少し難しいポイントです。

最初に出会ったのは、小さなウミウシ。たぶんコリュフェリナ・アウロラ(Coryphellina aurora)。でも自信なし…。

続いては定番のギンガハゼ

 そして背びれが美しい、オレンジリーフゴビー(Orange reef-goby / Priolepis nuchifasciate)にも出会えました。ただ、背びれはなかなか立ててくれず、少し残念!

2本目は沈没船のハーディープ

この日はDrink Masterのガイドたちはテック講習やボート業務で忙しく、ファンダイバーは僕一人。

なので、仲良しのSea Passチームに合流させてもらいました。同じ船で何度も一緒になってるし、打ち上げもよく一緒にやってるので全く違和感なし。楽しい時間でした。

エントリーしてすぐに出会ったのが、サーシャコヤナギウミウシ(Janolus flavoanulatus)

その後もウミウシが次々に登場。

  • ランソンミノウミウシ(Aeolidiopsis ransoni)
  • ミュヤ・ロンギコルニス(Myja longicornis)
  • フィディアナ・ミリタリス(Phidiana militaris)
  • ニセハクセンミノウミウシ(Cratena sp.)

このCratenaの頭には、ヨコエビらしき生き物がちょこんと乗っていました

撮影時はまったく気づかなかったけど、写真を見返してびっくり!思わずニヤリとしました。

2本目の後はランチタイム

フルーツも豊富で、特にマングスチンを10個くらい食べてしまいました。

この日は風が強かったので、潜れるポイントが限られており、たくさんのダイビングボートが同じ場所に集まっていました。

3本目は、比較的新しい沈没船ポイントのT94/T95

以前はあまりウミウシが見つからない印象でしたが、今回は豊作。

  • Unidentia aliciae
  • Goniobranchus tumuliferus(シラライロウミウシ)
  • 正体不明のウミウシくん

さらに、シェブロン・バラクーダの群れにも遭遇。こちらは動画を撮影しています。気が向いたらYOUTUBEにアップします。

これから注目のマクロ&ワイド両対応ポイントになっていく予感がします。

3本のダイビングを終えて港へ向かう途中、どしゃ降りの雨にやられましたが、

夕食の頃にはすっかり雨も上がってくれて、仲間たちと楽しい夕ごはんタイム

海も陸も充実した、素敵な1日でした。

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