コンデジRX100VIIを潜水艦にしたお話の続きです。
今回はサメサンに二日で3本のダイビングをしております。
レンズポートの話
翌日はNauticamのワイコン、WWL-1とクローズアップレンズ2本をもって水中へ。
WWl-1をつけるには、ポートを変更する必要があります。
下の写真が初めっからついている標準のポート(フリップ・ホルダーは別売です)
上からみるとこんな感じ
このポートはこのカメラについているズームレンズの全ズーム域が使えます。24mm-200mmが全部つかえるのです!これはこれでスゴイ。
けど、このポートだと、ワイドコンバージョンレンズが付けられません。
なので別売りのポートを買う必要があります。
ポートの全長が短くなっています。
このポートを使うと、ズームは24mm-65mmまでしかつかえません。65mm以上になると、レンズ先端がポートに当たってしまい、カメラがフリーズします。
これにNauticamのWWL-1をつけるとこんな感じになります。
ワイコンにフォーム材のフロートも付けております。
このワイコン。焦点距離が28mmの時に130度の角度のワイドの撮影ができます。
ズーム域のワイド端が24mmなんで、ちょっともったいない気はします。
話がちょっと外れますが、RX100VIIのカスタマイズ。
ズーム域を制限する設定があれば良いのですが、残念ながらそんな設定はありません。
でも、起動時のズーム位置の設定はできます。
なのでワイコン用として、起動時のズームの場所を28mm、クローズアップレンズ用として、起動時のズーム位置を65mmに設定しておきます。
今回はストロボをつけています。INONのZ-330を2つ!
それでは、ダイビングの報告です。
翌日はヒン・サンチャラームで2本、ハーディープで1本。
サメサン沖の魅力たっぷりコースです!
さすがWayoon!
ヒン・サンチャラーム
ここはサメサンの桟橋から一番遠いダイブサイトです。
海軍が射撃のマトにしてた岩礁。
ボロボロです。
海中に砲弾が落っこっています。
サメサン沖で一番!と呼ばれる事も多いポイントで、僕も大好きです。
この日はWayoonだけの貸し切り状態。
エントリーです。
サメサン沖ではこれでも透明度は良い方です。
潮が動くと、流れが早くなります。なので、ソフトコーラルが群生しています。
サメサン沖のポイントの中では、ここは魚群も濃い方です。
そして、珊瑚が良い景色をつくっています。
チョンブリー県のダイブサイトでは、他にない風景です。
ここまでの写真ですが、ズームはの焦点距離は28mmに固定していました。
130°のフィッシュアイ。なかなか良いです。
イソギンチャクの中にエビがいたので、ワイコンを外して、クローズアップレンズに交換
ゆらゆらとした触手を持つセンジュイソギンチャク。
その触手に小さなエビ発見!
ワイコンを外して、INONのUCL-90をつけます
上の写真の焦点距離は62mm。エビの全長は・・・5mm程度
もっと大きいエビもみつけました。びっくりするぐらい大きくて30mmぐらいあったと思います。
上の写真もズームの焦点距離は62mm。
INONのUCL-90はピントが合う範囲が深いので、使いやすいです。
ヒン・サンチャラームで2本のダイビングを楽しみました。
定番の沈没船のハーディープ
3本目は沈没船のハーディープです。
潜航ロープの近くにウミウシ発見。
サーシャコヤナギウミウシ(Janolus flavoanulatus)
これもINONのUCL-90をつけています。
ズームの焦点距離は62mm
ウミウシの大きさは15mm程度です。
ロータスミノウミウシ(Janolus flavoanulatus)
この日はロータスミノウミウシがいっぱいいました!
小さい子が多く、ベビーブーム?
同じ場所で5匹で遊んでたりもしました。これもこのポートでのほぼズーム端の62mm
ズームの操作ですがそこまで厳密に、1mmずつみたいな操作はできません。
なので、ラフです。
この子は産卵中?
ふたたび、ワイコンをつけて、安全停止中のみんなの写真
たのしかった!
感想
1本のダイブでワイドからマクロまで。
便利ですし、画質もいい!
マクロはターゲットに合わせてクローズアップレンズを色々かえる必要はあると思います。
タイ人ダイバーに人気のWayoon
今回のダイビングはWayoonという船におせわになりました。
タイのダイブショップから人気が高い船です。
写真の船は初日に乗った小さい方の船。
次の日に乗った大きい方の船は・・・
写真とっていなかった
合計で3隻の船を所有しています。
サメサンの他に、季節ごとにルートをかえる船があります。
チュンポーンだったり、トラートからでるチャーン島のダイビングなど。
タイ人ダイバーに人気が高い、面白い企画をする船です。
僕もよくお世話になっています。
今回も少人数なのにヒン・サンチャラームにいってくれて、ほんとよかった!
外国人ダイバーはほとんどいませんが、この手の船、ダイバーのほとんどが英語を話せます。
この船のオーナーさん。いろんな物に拘ります。
ダイビング船で本格的なドリップコーヒー!
お食事も船のキッチン調理した出来立てが出てきます。
僕は日系のダイブショップや船にお世話になることも多いです。
タイ人ダイバー御用達の船に乗ることも、また多いです。
タイ人のダイバーさん、ほとんど英語話せるし、日本語話せる人もいたりします。
なによりも、外国人が僕ら以外いないので、みんなめちゃくちゃ優しくしてくれる。
写真すきなダイバーさんと知り合って、情報交換できたりもします。
タイでダイビングするなら、タイ人ダイバーさんに人気の船に乗ってみることもおすすめです!
ではでは
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