2021年7月 サメサン沖のマクロはつづく。久しぶりのホホベニモウミウシ。

タイ東部:ラヨーン、パタヤ、サメサンとチャーン島など

先週はブログをサボっておりました。

でも、ちゃんとダイビングに行っております。

先週末もチョンブリー県のダイブサイト、サメサン沖です。

まずは土曜日のダイビングの写真です。

朝のバンセン。

低いところに厚い雲。

空の高いところには、ちょっとだけ青空が見えます。

バンセンを出発して、シラチャでバディ1さんをピックアップして、一路サメサンへ。

道中には雨が降り出してきました。

パラパラという雨で、まあダイビングには影響ないでしょう。

これだ風が吹くと、船の上は寒くなります。

ラッキーなことに風は殆ど拭いてきませんでした。

1本目は沈没船のハーディープ

サメサン沖の定番にして、ハイライト的なダイブスポットです。

その日の潮の干満をみて、流れがゆるい時間にさくっと潜ります。

空模様は暗かったのですが、沈没船周りの水は珍しく透明度が高かったです。

流れも殆どなく、ゆっくりと小さな生物を探します。

セスジミノウミウシ

ロータスミノウミウシとの差がイマイチわかりません・・・

一時期、船体のどこにでもくっついていたウミウシですが、最近は明らかに数が減ってきています。

季節的な要因なのかな?

それでも、1匹はかならず見つける事ができます。

何度見ても絵になる子です。

ミュヤ・ロンギコルニス Myja longicornis Bergh, 1896

最近、増えてきているのがこのウミウシ。

タイ語では、学名の最初の部分をとって、ミッチャーと呼ばれています。

綺麗な花を咲かせているヒドロ虫に擬態しております。

このダイブで3匹ほど見ましたが、どの子達も産卵中でした。

ミッチャの卵添えメルヘン写真の完成です!

多くの子が卵を産んでいましたので、これからが気になります。

最近、この梅の花のようなヒドラ虫がマイブームです。

ダイビングも中盤にはいったころ、ダイブコンピューターに異常が!

NDLがでていない!

??

先週、フリーダイビングをしていたのですが、ダイブコンピューターの設定がフリーダイビングのままになっていました。

バディーさんのダイコンを見ながら、安全停止して1本目は無事に終了です。

2本目:ウォンドゥアン

2本目は、ウォンドゥアン。

湾内でエントリーしたら、湾の外に泳いでいき、水深18mぐらいまでいってから、再び湾内に戻るプランです。

そこは砂地がつづきますが、18mまでいっても変化なし。

何もめぼしいものが見つからない・・・・

と、おもっていたら、バディ1さんが見つけてくれました。

ハスイロウミウシ Goniobranchus preciosus (Kelaart, 1858)

小石の窪みに、頭を突っ込んで、止まっています。

なんでか、動かない・・・

しかたないので、触覚1本を撮影。

クローズアップレンズをつけて、後ろをおもいっきりボケボケに溶かしてみました。

浅場にもどります。

久々に黄色い子に集中します。

ギンガハゼ

この界隈では、ダイバーの注目をあまり浴びることのない、ハゼたち。

黄色くて小さな個体も綺麗だし、黒字に青い星を散りばめた個体はまさしくギンガ。

この日は黄色くて小さい子がいましたので、砂地に寝転んで、穴から出てくるのを待ちました。

同居しているテッポウエビが出てくるのを待っていたのですが、シャイででてきてくれず・・・

3本目:ナーバーンタハーン 兵士のお家前

3本目です。

この日はオープンウォーターの講習生が多くのっていたので、湾内が続きます。

兵士のお家前、という名前のポイントです。

ここでは手のひらぐらい団扇みたいな形をした海藻を探します。

事前情報で、ホホベニモウミウシちゃんがいると・・・。

水深14mぐらいのところに、この海藻自体は生えていました。

でも、いない・・・

いない・・・

4枚目ぐらいで、やっと会えました。

ホホベニモウミウシ

たまたまロボコンみたいな虫も一緒に撮影できました。

この子はほんと小さかった!1mぐらい・・。

その後、団扇を丁寧に探していきますが、なかなかみつかりません。

最後の最後でバディ1さんが見つけてくれました。

2ミリぐらい。撮影しやすい大きさの子です。

かわいい・・・

3本のダイビング、全部この子に捧げてもいい!

大満足のダイビングでした。

最近ハマっている生春巻きの夕食

ダイビング終わって、サメサンに戻ったのが15:30。

この日は生春会大会。

といっても、僕とバディ1&2さんのいつもの3人だけど。

楽しい1日でした。

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