土曜日のダイビング報告の続きです。
土曜日は、いままで一番よく使っていたSony純正の90㎜マクロレンズを付けていました。
日曜日は新しいレンズ、SIGMAの105㎜(ソニーマウント)を付けました。
まだフォーカスギアが届いていないけど、陸上で試した限りでは、AFのみで十分かな?と実践投入しました。
では、ご報告です。
宿をでて、まずは朝ごはん。
暑い国でも、朝はあったかいスープがいい。
シーフードの具材がはいった、クイティオです。
桟橋に向かいます。
この日も船はThe Shark。
桟橋には漁村を見下ろすカフェがあります。
参加者があつまるまで、コーヒータイム。
1本目。すごい久しぶりのヒン・サンチャラーム。
お!ソフトコーラルを絡めた写真とか、イソギンチャクに住むエビが撮れる!とちょっと興奮。
サメサン沖で一番と言われるポイントです。
しかし、流れからソフトコーラルが群生しているエリアには行けず。
イソギンチャクの中にエビを探すも、ぜんぜん見つからず・・・。
嫌われ者のガンガゼの赤ちゃん
目玉にみえるのは肛門です。膨らんだり、縮んだり。生命を感じました。
赤ちゃんはかわいいです。
Miya longicornis ミュヤ・ロンギコルニス
前日も、いっぱいいましたが、ここにもいました。
あまり収穫がない、ヒンサンチャラームでした。
次回にリベンジ!
2本目:沈没船ハーディープ
セスジかロータスか?ミノウミウシです。
ハーディープはこの子の撮影だけで終わってしまいました。
流れもあったので、沈没船の船内、深いところにいたので、時間があまりとれず。
3本目:ロンナン島
2本おわったら、美味しいランチ。
ヒンサンチャラーム、ハーディープ、ロンナンって、サメサン沖のトップ3ポイント。
なのに、収穫は乏しい。
なんかいい事ないかな?
と潜りました。
いい事あった!
煉獄さん!
ユビウミウシ属の一種 Bornella sp.
燃えているような炎のウミウシ!
寒期にサメサン島の西側でよく見れますが、この時期にしかもロンナンで?
潜ってれば、出会いがあるようです。
DECOギリギリで会えてよかった。
浅場に移ります。
新しいレンズと新しいカメラ。
テスト的に魚を追っかけてみます。
いつものオレンジ・リーフゴビー。
AF性能はカメラ本体の性能に拠る部分が多いとおもいますが、暗いところはSONYのレンズのほうが、AFは合いやすかったです。赤いライトを充ててあげれば、このSIGMAのレンズでもちゃんと合うようになりました。
明るいところでヤスジチョウチョウウオ。
あかるいと、AFの性能がぐんと上がります。
すばしっこくて、警戒心もつよいイトマンクロユリハゼにもビシバシとAFがあいます。
フォーカスのスピードと精度がとてもすごい。
すばしっこい魚も、これなら十分に追えます。
ただ、暗いところでは、AFをアシストするライトがないと、迷います。
光を嫌わない被写体用の白と
光が嫌いな被写体用の赤。
1本のライトで白・赤切り替えができるので、便利です。
感想
SONYの90㎜もSIGMAの105㎜もどちらも画質がとても良いと思います。
写真をめちゃくちゃ拡大して細かいところを比較したわけではないです。
単純に焦点距離の違いが大きいかな?という感想です。
クローズアップレンズを付けたときは90㎜のほうが、ピントが合いやすかったようにも思えます。
CANONの100㎜もシグマのマウント変換アダプター使えばソニーのカメラで使えます。
AFはボディの性能がでるとおもいますが、CANONの100㎜をA7RIVにつけた場合、迷走すると、止まらないという事がありました。次回、a1につけてどうなるか?実験してみます。
いまのところ、ソニーのカメラで使える中望遠マクロはこの3本だと思います。
ソニー純正のマクロレンズとフィッシュアイのレパートリーは、かなり寂しい。
最短撮影距離ですが、ソニーが28㎝、SIGMAが29.5㎝。焦点距離からシグマのほうが大きく写すことはできます。最小絞りはどちらもf22、もうちょっと絞りたいところ。
どっちをα1につけても、焦点距離以外の差を感じることはあまりないと思います。
ソニーの90をメインで使っていたのですが、小さな魚をとるなら、SIGMAの105かな?と思います。
これから初めて水中用の中望遠マクロを買う!なら、SIGMAを選ぶと思います。
新しい設計だし、お値段がソニーの3分の2程度で済みます。
月末のリぺ島遠征までに、もう少し使い込んでおきます。
ではでは。
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