先週末のお話です。
久しぶりのホーム、チョンブリー県のサメサン沖で水中撮影を楽しんできました。
先週の土日ですね。
今回の船はサメサンで一番ラグジュリーナGreat White Shark号。ホオジロザメ号です。
といっても、船の写真がありません。
土曜日の朝、私が桟橋に着いた時には大雨!なので、船の写真は無しなのです。
それではこの日撮影できた、綺麗でかわいい生物の紹介です。
真っ黒なシーホース。
全長10センチぐらいある大きな子でした。
ポイントはセンチャーンです。
ハスイロウミウシ Goniobranchus fabulus
こちらもセンチャーン。
今回は柔らかく、ふんわりとした雰囲気で撮影してみました。
ニセハクセンミノウミウシ Cratena sp. 2
サメサン沖のレギュラー・メンバーでどのダイブサイトでも見ることができます。
ウォンドゥアンにて。
ハーディープにもいっぱいいました。
どこもヒドロ虫に付いていました。
ツノの下にある、小さな小さな目がかわいい。
ヒドロ虫がお花のようで、メルヘンな世界が撮れました。
カベイロ・ルブロレティクラータ Kabeiro rubroreticulata
沈没船ハーディープで撮影。
ヒュプセロドーリス・コンフェッティ Hypselodoris confetti
こちらのウミウシもハーディープで会いました。何匹も見れました。
真っ赤なサンゴ?の上を歩いてくれて、綺麗な風景です。
ランソンミノウミウシ Aeolidiopsis ransoni
タイ湾では、サンゴやイソギンチャクの白化現象が進んでいます。このウミウシが住処にしているサンゴも真っ白に。そしたら、ウミウシも真っ白になっていました。
次はお魚です。
オレンジリーフゴビー Orange reef-goby (Priolepis nuchifasciate)
サメサン沖で、探せば会えるアイドル的な存在のお魚です。
Broad-barred goby Gobiodon histrio
この魚が住処にしているサンゴも真っ白。
普段は保護色になっているので、探すのがとても難しい魚です。
サンゴが真っ白の今は、簡単に見つかります。
ただ、撮影は相変わらず、とても難しいです。
なんとか全身を写真に収めたい魚です。
コウイカ
正式な学名は、まだ調べていません。
ひげ(あし)が1本、亡くなっています。
こんなポーズでじーっとしていました。
感想
今回は久しぶりにGreat White Sharkに乗りました。
デイトリップ船ですが、クルーズ船のようなサービス。
食事も美味しいですし、お菓子や飲み物が充実しています。
マクロ撮影好きな僕にとって、ありがたいとことは、ホットシャワー。
シャワー・ルームが5部屋ありますが、全ての部屋にホットシャワーが付いています。
冷え切った体に、温かいシャワーは助かります。
会えた生物たちは、いつものレギュラー・キャストでした。
今回は「柔らかく、ふんわりとした雰囲気」を狙って撮影してみました。
まだまだ、いろんなことを試してみようと思います。
ダイビング後。
サメサンから車で30分程度のバンチャーンへ行き、安ホテルに投宿。
タイ人ダイバーさんの友達たちと地元のカオトム屋で〆ました。
楽しい1日でした。
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