2020年1月。ラヨーンダイブセンター(RDC)でダイビングをしてきました。
RDCはラヨーン県にありますが、私が住んでいるチョンブリー県から車で1時間30分の距離。僕のダイビングのホームです。
2020年初のアルハンブラ・ロック!
さっそくダイビングの模様を報告致します。
土曜日:アルハンブラ・ロックの西の岩で2本、東の岩で1本
日曜日:アルハンブラ・ロックの西の岩で2本、東の岩で1本、そしてタル島でナイト・ダイブとなりました。
アルハンブラ・ロック。東西合わせてお昼の部、二日分のダイビング報告!
エントリー直後はこんな感じでした。透明度はここでは良いほうです。
ミノカサゴ:Luna lion fish
ゆったりと漂ってくれて、撮影時は近くに寄ることができるお魚です。
綺麗なお魚ですが注意!しないといけない事があります。
全てのヒレに毒があります。触れただけで大惨事。
面積の広いワイドレンズ用のポートや、ドームポートに映った自分の姿を敵と思い、ヒレを広げてポートに威嚇攻撃してくることもあります。
また、アルハンブラロックでは通常4〜5匹で集まっています。
1尾を見つけた時は、その周囲にお友達がいないか確認した上で、距離を詰めたて撮影した方がいいです。
撮影中も周囲にお友達が寄って来ていないか?確認が必要です。
ヨロイウオ (Grooved razor fish)
今日の今日まで、このお魚をヘコアユと思っていました。
よくよく調べましたら、ヨロイウオでした!訂正します。
アルハンブラ・ロックで群れを見る事ができます。
同じシャム湾のタオ島では全くと言っていいほど、見ることができません。
また近所のサメサンやパタヤ沖では1、2匹では見たことがありますが、群れと呼べる集団は見たことがありません。
なんでか、ここに集まっております。
アルハンブラ・ロックではミノカサゴと住んでいる場所が重なっています。
ストロボにギラリ!と反射する魚体。キラキラと舞う姿がとても綺麗です。
クロホシフエダイ:Russell’s snapper
この美味しそうなお魚も大きな群れをつくります。
キンセンフエダイBigeye Snapper, Yellow Snapper
時にはゴールドのようにも見える黄色のフエダイ。大きな群でいつもダイバーを和ませてくれます。
オオカマス:Sawtooth barracuda/Chevron barracuda
ちょっと本題からそれますが、お魚の英語のお名前。
英語だと標準的な名前がありません。
日本語ですと、日本にいる魚には標準和名があり、一応お名前は統一されております。
私のホームページでの英語のお名前はfishbaseを参考にしております。
あくまで参考です。Common Nameは世界各地でバラバラですので。
タイではタオ島あたりでは、シェブロン(シェベロン)・バラクーダと呼ばれています。
アルハンブラ・ロックは東西の二箇所に分かれていますが、東の岩あたりにいる事が多いとおもいます。
大きな群れに巻かれると、とてもウレシイのです。
ピックハンドル・バラクーダ:Pickhandle barracuda
体調1メートル以上にもなる大きなカマスです。尻尾は黄色。
アルハンブラロックでは2〜3尾で一緒に行動していることが多いです。
岩陰でクリーニングしている大物にばったりと出会うことがあります。
鋭い歯と精鋭な顔つきに恐怖を覚えることもあります。
ヒメツバメウオ:Silver moony
安全停止をする水深6メートルから表層で大きな群れを作っていました。
この魚もアルハンブラロック、特に東の岩でよく見ることができます。
表層に近いところにいるので、太陽の光を浴びてギラギラと輝いています。
イボヤギ:Orange cup coral
今まであまりイボヤギを意識しておりませんでした。
日の当たらない場所に群生していました。
ちょっと流れがあると花が咲いたようになり、とても綺麗です。
ここに小さなお魚がいたら、絵になるのになぁ・・・・
次回、イボヤギの黄色い花が咲いている時に探してみます。
感想などなど
楽しかった!
今回は写真好きダイバーが集まりました。偶然です。
タイでもほぼ無名に近いラヨーン。RDCのダイビング船にカメラが4台も!
しかも日本から来られた方も!すごい!
当日の状況です。
水深15メートル以下は、場所によっては濁りが強く、視界が2メートル程度のところもありました。15メートルより浅いところは、とても綺麗な世界が広がっていました。
シェベロン・バラクーダの群れは、旅に出てしまうと、お会いできません。しばらく居ついて欲しいです。
水温は28度から29度。先月より暖かくなって来ました。
アルハンブラ・ロック。小さな隠れ根です。20メートルの壁があり、ヤギの野原、岩場あり、イソギンチャクの草原まで。魅力がギュッと詰まっています。
何回潜っても飽きません。
今シーズンはここで本格的にマクロ撮影もやっています。
今回はワイド撮影中心で紹介しましたので、明日ははマクロ編をアップします。
マクロ編もみてくださいね!
ではでは
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