2021年6月:えび

タイ東部:ラヨーン、パタヤ、サメサンとチャーン島など

今日は月曜日です。

休みの次の日は、とてもやる気がありません。

先週末のダイビング。

もはやルーチンワークとなった、サメサン沖でのダイビング写真です。

日付ごとに、ご報告!とおもったのですが、今日は日付、時系列ではなく、エビとエビの写真についてです。

ダイビングは6月26日と27日にいつものサメサン沖で潜っております。

今回は、エビに夢中のお話です。

急にエビ。

最近、サメサン沖にはヒドロ虫が多い事に気がついた事がキッカケでした。

今がそういう時期なのか?

それとも今までもあったけど、いままで意識しなかったのか?

岩や沈没船に梅枝のように、小さく鮮やかな紅花をつけています。

最初はヒドロ虫に擬態しているウミウシを探していたのです。

Myja longicornis というウミウシです。

タイ人ダイバーさんは、ミッジャーと呼んでいます。

擬態がうまく、なかなか見つけられません・・・

ウミウシはさておき、このヒドロ虫です。

梅の花のようで綺麗なんです。

で、注目してみると、かなりいろいろなところに生えています。

で、他にも何か生き物がいたら、綺麗だな・・・と。

バディ1さん、バディ2さんに、ヒドロ虫のなかに何か生き物がいたら、僕に教えて!

と。

48歳のおっさんの目より、20代後半から30前半の汚れのない瞳にお願いです。

今回も、梅枝がらみの写真を狙います。

オシャレカクレエビ Periclimenes platycheles

さっそく見つけてくれました。

テナガエビの仲間で、通称バルタン星人のオシャレカクレエビ。

これはロンナン島のマクロ岩2、通称「330」にいました。

岩の下の砂地に普通にいるバルタン星人。

あまり写真撮ってなかったかな・・・。

しかし、梅枝の中にいたら、離れた目ですら幻想的でした。

他にもムチカラマツのような珊瑚にいることもあります。

こちらは、異星人感が溢れ出ています。

岩の下にいても2人のバルタン星人の動きがシンクロしてくれて、同じポーズをとってくれました。

目が大きく、かわいい・・・

ハサミも見せてほしかった・・・

クリアクリーナーシュリンプ/Clear Cleaner Shrimp/Urocaridella antonbruunii

岩の暗いところで岩にくっついていたり、泳いでいたり。

岩からはなれて、ふあふわと泳いでいる時、背景を暗くする「黒抜き」の撮影を狙いたい!のですが、この海域は水に漂う浮遊物がいっぱい!

綺麗に撮るのはかなり難しい・・・。

アカスジカクレエビ Black coral shrimp (Periclimenes psamathe)

ブラックコーラルについていることが多いのですが、1匹みつかると、次々に他のエビもみつけられるのですが、見つからないと、全く見つからない不思議な子達。

これもマクロ岩330で撮影したのですが、綺麗な赤いスジが、ドス黒くうつってしまっています・・・

ゴルゴニアン・シュリンプ Banded Tozeuma Shrimp ( Tozenuma armatum)

ながーく伸びたムチカラマツにくっついています。

ムチカラマツの色に合わせて体の色を変えているようです。

白青バージョン

赤褐色バージョン

サメサン沖では、比較的簡単にあえるけど、決まった場所にしかいないので、会えると嬉しい気持ちになれるエビです。

イソギンチャクエビ Holthuis Anemone Shrimp ( Ancylomenes Holthuisi)

透明のボディだけど、しっぽは黄色と紫と派手な色使いです。

イソギンチャクの中で揺れていることがおおいのですが、写真のエビは、イソギンチャクがないところで定住しています。イソギンチャクの中にいれば、姿の確認もしやすのですが、石の上となるとほんとに透明で、どこにいるのか、わかりにくです。

踊っているような動きが可愛いです。

感想

今回は、先週末の二日間で撮影できたエビの写真だけをあげてみました。

慣れるまでは、なかなか見つけられないけど、1匹見つけると、周囲にいっぱいいたりするので、不思議です。

ヒドロ虫のなかのエビはしばらく、僕の中のブームになりそうです。

先週末撮影した、他の生き物の写真はまた後日アップします。

ではでは

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