タイ東部のクルーズの後編です。
朝。
ラヨーン沖の沈没船、パクワンの上にいました。
ここの沈没船。
ブイロープなどはついていないので、まずは水面から沈没船までダイバーを導くブイロープをつける必要があります。
ソナーで位置を確認して、コンクリートの塊をつけたロープを投下!
ただ、これがちゃんと沈没船に当たっているかは、わかりません。
なので、沈没船を探すダイバー2名がロープの下まで潜航して沈没船を探しに行きます。
沈没船とずれていれば、沈没船までロープを動かしたり、リールのラインで誘導したりします。
準備が整ったら、フロートを上げて、他のダイバーに知らせます。
一回の詮索で沈没船が見つからないこともあります。
この日は水深40mあたりが濁っていて、1回目は見つからず。
2回目に潜ったダイバーさん。テックのベテランのイムさん。
さすが、10分ほどでフロートをあげました。
ダイビングの始まりです。
普段、ほとんど行かないダイブサイトです。
僕は初めて。
もうワクワク!
この沈没船の船内は崩壊が進み、入れません。
なので、40mの減圧ダイビングで船の周りを楽しみました。
エントリー。
暗いけど、30mぐらいまで水は綺麗でした。
沈没船のトップは水深35mぐらい。
そこから急に濁りが濃くなっていました。
船はモヤモヤの中。
アンカーを見つけました。
ガスを運搬するタンカー、コウホウ丸という船でした。
下の方は視界が悪そうでしたので、船の周りを回遊するギンガメアジと遊びます。
ププププ口撃でギンガメアジを呼びます。
期待に応えて、よってきてくれました。
良い形を作ってくれます。
エアーの持ちが悪い、僕。
それでも、タンク3本あれば、思いっきり遊べます!
テックダイビングって最高!
別に難しいダイビングをしなくても、こういった時にも役立つのです。
普段は船で寝ているボート・マネージャーのノート君が侍ダイバーとなって登場!
ボトム用のタンク一本、減圧用1本の2本で潜っているダイバーさんも多かったです。
サイドマウントより手軽です。
ギンガメアジの魚群とダイバーが作る景色が好きです。
減圧タイム。4名で25分ほどかけて浮上。
今回も貴重な経験をさせてもらいました。
個人では難しいところ。
今回もみんなにお世話になりました。
貴重なダイビングでした。
今回のクルーズ、全員がテックダイバーではなく、普通にレクレーション・ダイブを楽しまれた方もいました。薄めの28%のナイトロックスで潜っていました。
タイでテックダイビング。
安全に行動範囲を広げることができます。
おすすめです!
以上、週末弾丸クルーズの報告でした。
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