僕の水中での撮影につかうデジカメについて、ちょっと紹介です。
RX100VIIで潜るサメサン(その1)
フルサイズ・ミラーレス
Sony α7RIVとIII。
IIIの方は、水中ではもう長く使っていません。主に、水中以外で使っています。
フルサイズ・ミラーレス機で高画素モデルです。
そして、コンデジ。
Sony RX100VA。
RX100という高級コンデジシリーズの5代目にあたります。
5代目は前期・後期があり、Aがつくのが後期モデル。
1インチセンサーで2000万画素、35m換算で24-70mmのズームレンズを付けているモデルです。
水中で、ワイコン付けて、ワイドにしたり、クローズアップレンズをつけてウミウシ撮影したりできる「守備範囲の広さ」が魅力でした。
そして、フルサイズに比べると、当然、小さくて軽い。
僕にとっては、コンパクト差よりも「守備範囲の広さ」と2000万画素が魅力でした。
出番も多かったのですが、4月に水没・・・・ありがとう!そしてサヨナラ。
今まで地上で使っていた同シリーズの最新モデルの、RX100VIIを潜水艦にしました。
5代目と7代目の大きな違いは、ズームのレンジです。
7代目は35mmで24−200と高倍率のズームとなっています。
ズドーンと伸びてくるズーム!
ちなみに、最短の撮影距離は24mmのときでレンズ前から8cm、テレ端の200mmで100cmとなっています。
水中でテレ端の200mmをクローズアップレンズ無しで使うことはないかな?
今回は、このRX100VIIの処女潜航として土日でチョンブリー県のサメサン沖で二日間潜ってきました。
その時の様子を紹介します。
ダイブサイト:サメサン沖の沈没船ハーディープと近場
ハウジングはNauticamのハウジングをつかっています。
コンデジですが、ポートがあります。
まずは、標準でハウジングについているポートにクローズアップレンズを2種類つけてみました。
照明はRgblueのType3です。
標準のポートですと、ズームが24-200とフルレンジで使うことが可能です。
クローズアップレンズを使うときは、60mmから80mm以上ぐらいでないと、ケラれが発生します。レンズによってケラる焦点距離は違います。
クローズアップレンズを外せば、ワイド端で24mmからのズームが普通に使えます。
上の写真はNauticamのクローズアップレンズSMC-1をつけています。
しかし、この日の被写体はサイズが1cmぐらいあり、このレンズでは大きすぎる獲物でした。
なので、INONのレンズをつけて撮影しております。
まずは、クローズアップレンズを付けない状態、カメラ本体のズームレンズで撮影。
Hypselodoris confetti ヒュプセロドーリス・コンフェッティ
上の写真はズームして56ミリぐらいの焦点距離です。ウミウシの全長は3センチぐらい。
クローズアップレンズ(INON UCL-90)を付けて撮影したのがこちら。
本体レンズに戻ります。
コンパクトで軽い+ズームできる!
水面でこんな写真を撮る時も楽です
クローズアップレンズ、この日はINONのUCL-90をつけています。
数字はズームした距離です。
フィディアナ・ミリタリス(Phidiana millitaris) 89mm
体長は1cm。
クラカトアウミウシ( Hypselodoris krakatoa) 75mm
これは1cmぐらい。
コモンウミウシ(Goniobranchus aureopurpureus) 89mm
オレンジ・リーフゴビー 75mm
久しぶり!
この日はライトで撮影です。灯りが嫌いな子を撮るのは難しかったです。
同じ子です。
ズームを156mmまで伸ばして撮影。
イボ・・・78mm
エグジット!
感想
RX100の5代目に比べると、水中でもフォーカスの性能が上がったことがわかります。
クローズアップレンズですが、SMC-1は被写体を選びますね。
この日は主にINONのUCL-90をつけていましたが、こちらは80−110ミリの間であれば、使いやすかったです。
クローズアップレンズは全部で5本もっているので、もっと試してみる必要があります。
ボディ本体のズームレンズ24ミリは水中ではそれほど広い画角ではないです。
しかし、ダイバーさんぐらいの大きさの被写体は、全然いけます。
またワイド端でレンズ前5センチまで寄れるレンズは便利です。
ちょっとした1センチぐらいの被写体でしたら、近寄って周りの風景いれた写真を撮れます。
次回はワイコンについて報告します。
ではでは!
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